靖國神社問題は安倍晉三政権にとって痛いところであり、國際社會の抗議や非難を受けても、敬虔な亡霊參拝の執(zhí)拗さと衝動は消しがたい。安倍氏は21日、「內閣総理大臣」の名で靖國神社に供え物「真榊」を奉納した。また、衛(wèi)藤晟一首相補佐官が靖國神社を參拝した。(人民日報「鐘聲」國際論評)
東條英機を含む第2次大戦のA級戦犯14人を祀る靖國神社は、日本軍國主義の侵略戦爭発動にとって徹頭徹尾精神的道具であり、象徴であった。日本の哲學者?高橋哲哉氏が指摘したように「靖國神社は國民を戦爭へと動員する思想的、宗教的裝置」だったのだ。靖國神社を參拝し、極悪非道な戦犯に敬意を表することはかつての軍國主義の夢を忘れないものであり、本質的に侵略の歴史への確定評価を覆し、戦爭の罪の提燈を持つものだ。
2013年12月、安倍氏は中韓など隣國の強い反対を顧みず、頑として靖國神社を參拝した。この行動は東アジア地域の安定に衝撃を與え、國際社會から幅広く非難された。その後、安倍氏は靖國神社への供え物の奉納を、側近は參拝を繰り返した。形がどう変わろうとも、亡霊を呼び戻そうとする茶番であることは同じだ。
日本メディアが政府筋の話として、安倍氏が自ら靖國神社を參拝しないのは隣國との関係改善基調への「障害」となることをはばかっているからだと思われると報じたことに人々は注意している。また、G7の伊勢志摩サミットを前に、日米は共に全體的に安定した環(huán)境を必要としている。
こうした計算は一見実務的で慎重だが、その陰険な點は腹の中のわがままと思い上がりにある。計算高い人から見れば、日本は人類の正しい道理と正義に挑戦して、侵略戦爭被害國の人々の感情を傷つける「道義上の権利」と「行動上の自由」があり、どのような形を取るかについては完全に自らが決めることであるかようだ。
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