俳優(yōu)の張涵予（チャン?ハンユー）や彭于晏（エディ?ポン）などが主演する警察アクション大作の「■公河行動（■はさんずいに眉、邦題：メコン大作戦）」は9月30日の公開以來、高い評価を維持し続け、最初は全く注目されていなかったにもかかわらず、國慶節(jié)連休最終日（10月7日）の最終累計興行収入は5億7千萬元を突破し、中國大手SNSサイト「豆瓣（Douban）」の評価は8.2ポイントの高得點となった。人民網(wǎng)が伝えた。

同作品は2011年に起きたメコン川「10·5」中國船襲撃事件をもとにしており、悲劇の裏に潛んだ驚くべき陰謀を描いている。2011年10月5日早朝、2艘の中國商船がメコン川の「黃金の三角地?。ㄊ澜缱畲螭温樗a密造地?。工且u撃を受け、同船にいた13人の中國人クルーが殺害され、船內(nèi)から麻薬90萬錠が見つかる。殺害された同胞の身の潔白を証明するために、中國公安部（?。─ē戛`ト警察官から構(gòu)成される特別チームを編成し、同事件の黒幕の摘発に向かう、というストーリー。同作品はそのリアルさを最大限追求するため、撮影チームは何度も実際に「黃金の三角地帯」に足を運んだほか、林超賢監(jiān)督は車で現(xiàn)地に向かい、撮影環(huán)境を確認するための視察を行った。さらには同地の麻薬取引の秘密を探るため、麻薬を取り扱ったことのある人物に積極的に接觸したという。

「中國でもようやく良質(zhì)な警察アクション映畫を見られるようになった。しっかりした內(nèi)容で、ワクワクさせてくれる。正義を支持しているだけでなく、麻薬売買の卑劣で悪辣な部分も描いている。中國の警察が強く頼もしく感じられる」、「特殊撮影やシーン、ハイテク設(shè)備が駆使され、ハリウッド映畫にも引けをとらない作品になっている」と各大手映畫評価サイトでは、ネットユーザーが同作品を稱賛するコメントが多く見られた。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年10月10日