海南省三沙市の永楽群島管理委員會は10月9日、「『三沙永楽竜洞』管理強化の通知」に関する規(guī)定を発表した。中國新聞網が伝えた。
同規(guī)定には、三沙市の総合執(zhí)法(環(huán)境衛(wèi)生管理を行う部門)、國境警備局、各居民委員會、関連の旅行會社、関連機関によって、同地に住む人々、および「竜洞」の周辺に住む人々に海洋環(huán)境保護教育を施し、「竜洞」を保護する意識を高めると明記されている。また、いかなる機関や個人も「竜洞」周辺の1海里以內で漁業(yè)生産や観光活動などを行ってはいけないとしている。
「永楽竜洞」は三沙市永楽群島環(huán)礁の晉卿島と石嶼の間にあるサンゴ礁の中にあり、深さは300.89メートルで、世界最深のブルーホールとされている。
ブルーホールは地球上ではめったに起こらない自然現(xiàn)象で、海面上に穴の空いたような青い地形が形成され、その周辺の水域はエメラルドグリーンに染まる。また、海底に巨大な洞窟を形成することから、科學者からは「地球が人類のために殘した宇宙の秘密を持った最後の遺産」とされている。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年10月11日
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