2016年度Panda杯全日本青年作文コンクールの授賞式が28日、東京の在日本中國(guó)大使館で行われた。中國(guó)の程永華駐日大使、日本科學(xué)協(xié)會(huì)の大島美恵子會(huì)長(zhǎng)らが出席し、受賞者に各賞を授與した。人民網(wǎng)が伝えた。

今年3回目になる同コンクールは、「@Japanわたしと中國(guó)」をテーマとし、16～35歳の青少年から作文を募集した。47都道府県から362通が集まり、昨年よりやや増えて過(guò)去最多の応募數(shù)だった。優(yōu)秀賞10點(diǎn)、入選5點(diǎn)、佳作39點(diǎn)が選ばれ、このうち17人の受賞者は今月29日から1週間の「中國(guó)修學(xué)旅行」に出かける。一行は北京、揚(yáng)州、上海を訪れる予定だ。今年初めて設(shè)けられた団體賞（3枠）には、熊本大學(xué)文學(xué)部、立命館高等學(xué)校、聖心女子大學(xué)が選ばれた。

程大使はあいさつの中で、「來(lái)年は中日國(guó)交正?；?5周年の重要な節(jié)目にあたり、各界が青少年の交流を含む中日間の各分野の交流を深め、中日関係の改善に向けて努力することを願(yuàn)う」と述べ、中國(guó)を訪れる受賞者の一行に対しては、「今回の行程の3つの訪問(wèn)地である北京、揚(yáng)州、上海はいずれも中國(guó)の大変魅力に富んだ都市であり、青年達(dá)には訪中を通してたくさんの物事を見(jiàn)聞きし、自ら中國(guó)を體験し、積極的に交流を行い、これからの中日関係を考えてほしい」とメッセージを発した。

大島會(huì)長(zhǎng)は日本側(cè)主催者代表としてあいさつし、「今回のコンクールに集まった作文には1つの共通點(diǎn)がある。固定観念にとらわれず、中國(guó)に対して自分なりの理解をしているという點(diǎn)だ。受賞した青年が民間大使となって、中國(guó)訪問(wèn)中、中國(guó)に対する理解をさらに深めるのはもとより、各界と幅広く交流し、中國(guó)に日本をよりよく理解してもらうようになることを願(yuàn)う」と述べた。

主催者側(cè)の話では、前2回のコンクールに比べ、応募者の作文の視點(diǎn)が多様化しているという。受賞作品をみると、自分と中國(guó)人の友人との交流について書(shū)いたものや、見(jiàn)知らぬ中國(guó)人とのふれあいで感じたことを書(shū)いたものがあり、卓球や中國(guó)料理や書(shū)道など、日常的な體験の中で生じた中國(guó)に対する特別な感情を記したものもあった。応募者の筆の先にある中國(guó)は、活き活きとした、愛(ài)すべき、親しみ深い存在となっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年10月29日