ビザ制度の緩和、交通の整備、日本のサービス業(yè)や商品の良い評(píng)判にともない、近年日本を訪れる中國(guó)人観光客は過(guò)去最多を更新し続けている。今年の狀況を見(jiàn)ると、中國(guó)人訪日観光客の買(mǎi)物は次第に理性的になり、以前のような「爆買(mǎi)い」ではなくなっている。新華社が伝えた。

2015年に中國(guó)人の海外旅行者數(shù)は延べ1億2000萬(wàn)人で、うち499萬(wàn)人が日本を訪れた。中國(guó)國(guó)家観光局駐日代表処の羅玉泉首席代表は取材に「今年、中國(guó)人訪日観光客は依然として比較的高い伸びを維持し、8月まですでに延べ450萬(wàn)人に達(dá)した。年間では延べ700萬(wàn)人近くになる見(jiàn)通しだ」と述べた。

目薬から便座まで、カメラから腕時(shí)計(jì)まで、中國(guó)人訪日観光客は元々たくさん買(mǎi)い物をすることで有名で、日本語(yǔ)にはこうした買(mǎi)物を?qū)熼T(mén)に指す新語(yǔ)「爆買(mǎi)い」まで生まれた。だが、今年中國(guó)人訪日観光客の平均消費(fèi)額は減少した。羅氏は、円高や中國(guó)人の買(mǎi)物がより理性的になっていることと関係があると考える。

2015年の中國(guó)人訪日観光客の1人當(dāng)たり旅行支出は28萬(wàn)4000円近くで、うち買(mǎi)物の支出は16萬(wàn)円を超えた。一方、訪日外國(guó)人の平均買(mǎi)物支出は約7萬(wàn)4000円だった。だが今年上半期、中國(guó)人訪日観光客の1人當(dāng)たり買(mǎi)物支出はすでに約12萬(wàn)4000円にまで減少した。

羅氏によると、中國(guó)人訪日観光客の変化はこれだけではない。観光客の居住地を見(jiàn)ると、以前は上海、北京、広東省が中心だったが、現(xiàn)在は江蘇省、浙江省、天津市、四川省、重慶市、遼寧省在住の観光客が増えてきている。2015年、上海、北京、広東省在住の観光客の割合は48.8％にまで下がった。