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2016年9月30日  
 

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自由奔放な日本の僧侶

人民網(wǎng)日本語版 2016年09月30日11:08

六根清浄(人間に具わった六根を清らかにすること)で、酒や肉は口にせず、一生獨り身というのが中國人が思い描く僧侶のイメージだ。だが、もし日本に行ったらその考え方は覆されるだろう。日本の僧侶は酒や肉を口にできるだけでなく、結(jié)婚をして子供をもつことも可能だからだ。それだけではなくオリンピックに參加したり、ビジネスをする僧侶までいるのだ。新華網(wǎng)が伝えた。

【オリンピック參加】

長野県長野市善光寺の僧侶である矢沢一輝さんは毎日午前5時半から午後3時まで、読経と祈禱といった修行を積んでいる。しかし、午後3時を過ぎると、矢沢さんはスポーツウェアに著替え近くの犀川でカヤックのトレーニングに勵む。この時の矢沢さんは一人の僧侶ではなく、日本國內(nèi)におけるカヤック競技のチャンピオンであり、オリンピックを目指すスポーツ選手なのだ。

矢沢さんが僧侶になったきっかけはまさに偶然というほかない。ロンドンオリンピック閉幕後、矢沢さんはカヤックのトレーニングに打ち込みたいと考えていた。しかし十分な活動費を援助してくれるスポンサーが見つからず、仕事を探し始めざるをえなかった。そんな時、偶然出會ったのが彼の住む長野県のカヌー協(xié)會會長で善光寺壽量院の住職だった。會長の勧めで矢沢さんは僧侶になることを決め、修行とトレーニングを両立する生活を送ることにしたという。今回のリオオリンピックでは殘念ながら決勝まで進めなかったが、彼の人気は優(yōu)勝した選手に勝るとも劣らない。


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