第12回北京‐東京フォーラムが9月27日に東京で開幕した。日本の岸田文雄外相はその開幕式の挨拶の中で日本政府が中國國民の訪日ビザ緩和をさらに進(jìn)めていくことを明らかにした。人民網(wǎng)が伝えた。

岸田外相は中日関係を振り返り、「安倍首相と習(xí)近平國家主席が2014年の北京APEC會期中に首脳會談を?qū)g現(xiàn)させてから、両國の高い政治レベルでの対話が引き続き行われており、こうした取り組みを通じて、日中関係が全體としては改善傾向を見せ始めている。ただ依然として、両國間には未解決の課題があることも事実だ」との見方を示し、「こうした懸案から目を逸らすのではなく、胸襟を開き、率直に意見交換を進(jìn)めていくべきであり、様々なレベルでの対話と協(xié)力を続けていくべきだ」とした。

岸田外相は今年4月に中國を訪問した際、日本政府の中國國民に対するさらなる訪日ビザの緩和措置の決定を伝達(dá)していた。今日の挨拶の中でもこの點(diǎn)に觸れ、日本側(cè)はすでに準(zhǔn)備業(yè)務(wù)が整ったとし、10月17日より正式にビザ緩和措置を?qū)g施することを明らかにした。

さらに岸田外相は來年は中日國交正?；?5周年であり、また再來年は中日平和友好條約締結(jié)40周年を迎えることを挙げ、「こうした絶好のチャンスを利用して、日中関係改善の傾向をさらに強(qiáng)固なものにし、様々なレベルでの対話や交流をさらに展開し、新しい時代の日中関係構(gòu)築のために努力していきたい」とした。

今回のフォーラムは言論NPOと中國國際出版集団が共同で主催している。全體テーマは「世界やアジアの平和、発展に向けた中日の役割と協(xié)力」。中日両國の政界、経済界、學(xué)術(shù)界、メディア界からゲストやパネリスト約500人が出席している。（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月27日