「宇宙観測の巨眼」と呼ばれる口徑500メートル球面電波望遠(yuǎn)鏡（FAST）の主體工事が無事完了した。これは中國に畫期的な科學(xué)技術(shù)の成果がもたらされたことを意味する。中國中央テレビの報道によると、中國の研究開発費がGDPに占める割合は2％を超え、EUを上回っており、2020年までに2.5％に達(dá)し米國を超える見通しだ。國を挙げて「天の眼」の竣工を喜ぶなか、これを疑問視する聲もあがっている。それは「天の眼を作るぐらいならば苦學(xué)生に晝食を買ってあげた方がましだ」などというものだ。中國青年報が伝えた。

中國青年報社會調(diào)査センターはオンライン調(diào)査サイト「問巻網(wǎng)」と共に、2004人を?qū)澫螭苏{(diào)査を行った。その結(jié)果92.2％が基礎(chǔ)科學(xué)研究への支出を支持し、73.8％が科學(xué)技術(shù)の進(jìn)歩なくして國の進(jìn)歩なしとした。60.9％は、基礎(chǔ)科學(xué)研究への投資は直接的な経済効果を生まないが、次の世代に福をもたらすため必要な支出だとした。

北京の國有企業(yè)に勤める宋雨菲さん（仮名）は記者に対して「科學(xué)技術(shù)は絶えず私たちの暮らしを変えている。昔はランプしか使えなかったのが、電気の登場により燈りを得ることが非常に簡単になり、昔は長い距離を移動して手紙を?qū)盲堡皮い郡?、電話の登場により情報伝達(dá)が便利になった?？茖W(xué)技術(shù)は人々の生活、社會の発展、國防にとって必要不可欠だ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月5日