銀聯(lián)國際はこのほど、ヨルダンのすべてのATMと小売端末で銀聯(lián)カードが使えるようになったことを土臺として、同國で初めて銀聯(lián)カードを発行することを明らかにした?，F(xiàn)在、中東11ヶ國?地域で銀聯(lián)カード事業(yè)が展開されている。銀聯(lián)カードが中東で普及することで、中國人の利用ニーズに便利さが提供されただけでなく、現(xiàn)地の人々にもより多くの選択肢が提供され、中國と中東地域の「一帯一路」（the belt and road）沿線市場との雙方向の交流が促進されて、真の互恵?ウィンウィンが実現(xiàn)したといえる。人民網(wǎng)が伝えた。

▽中東市場 銀聯(lián)國際が配置を加速

2007年、銀聯(lián)はアラブ首長國連邦（UAE）との協(xié)力を通じ、中東で初めて銀聯(lián)カードを使えるようにした。ここ數(shù)年、銀聯(lián)は地域內(nèi)の主要機関との協(xié)力を持続的に拡大し、中東地域の主要エコノミーから著手して、銀聯(lián)カードの受け入れネットワークの整備を加速させてきた。條件を満たした市場では現(xiàn)地でのカード発行も推進してきた。

16年2月、銀聯(lián)はUAEの金融サービスグループMINTと提攜して現(xiàn)地初の銀聯(lián)チップ入りカードを発行した。MINTの最高経営責(zé)任者は、「銀聯(lián)國際との協(xié)力を選択したのは、その利便性や顧客によりよい使用體験を提供できる點を見込んでのことだ。UAEの人々の給與に関わるカードとして、銀聯(lián)チップ入りカードで支払いの安全性を保障するとともに、現(xiàn)地の受け入れ環(huán)境の最適化を急速に進めている」と説明する。

最新のデータをみると、MINTはUAEで非接觸型ICチップ入りカードを累計11萬2500枚発行している。今後はプリペイドカードの一部を銀聯(lián)カードに段階的に移行させるほか、新カードの大規(guī)模発行を推進する計畫だ。

「一帯一路」戦略の実施にともない、中國と中東諸國との経済、文化、科學(xué)技術(shù)、インフラ建設(shè)など各分野での協(xié)力の歩みが加速を続け、中東に進出する中國資本企業(yè)、中國からの労働者や観光客がますます増加している。UAEのドバイの場合、ドバイ政府観光?商務(wù)局が発表したデータをみると、16年にドバイを訪れた中國人観光客はのべ54萬人に達し、15年に比べて20％増加した。

銀聯(lián)の受け入れ範(fàn)囲が拡大を続けることで、現(xiàn)地を訪れる観光客の決済はますます便利になった。大量の現(xiàn)金を持ち歩くリスクを回避できるだけでなく、カード保有者の使用體験も向上し、銀聯(lián)の中東進出は成功への道を歩んでいるといえる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月28日