世界最大の自動(dòng)化スマート埠頭と世界で総合的な自動(dòng)化の程度が最高の埠頭である、洋山港4期埠頭が正式に開港となった。約3年間にわたる困難を極めた建設(shè)と18ヶ月の全面的かつ詳細(xì)な設(shè)備?システム調(diào)整を経て、10日、世界の船舶輸送業(yè)が注目する無人埠頭がその全貌を明らかにした。人民日報(bào)が伝えた。
洋山港4期は珠山島及び大小の烏亀島の周辺を埋め立てて建設(shè)されており、その敷地面積は223萬平方メートル。同埠頭には7ヶ所のコンテナ船停泊場所があり、コンテナ埠頭の海岸線は全長2350メートル。設(shè)計(jì)上の年間取扱量は初期が400萬TEU、長期が630萬TEU。
中國共産黨中央政治局委員、上海市委員會書記の李強(qiáng)氏の「上海國際航運(yùn)センター洋山港4期埠頭が開港」という呼びかけとともに、汽笛が鳴らされ、走行クレーンが上がり、この世界最大の自動(dòng)化スマート埠頭が、正式に稼働開始した。埠頭全體は汽笛の音のほかには従來の埠頭のような喧騒とはかけ離れ、靜まり返っていた點(diǎn)が非常に興味深かった。人々が目にしたものは、自動(dòng)牽引車が音も鳴らさず、コンテナを運(yùn)び動(dòng)き回り、レール式ガントリークレーンが移動(dòng)し、コンテナを指定の位置に運(yùn)んでいる姿のみだった。
◆自動(dòng)化で作業(yè)が楽に
振華重工副総裁、プロジェクトマネージャーの張健如氏は、「洋山港4期埠頭には、獨(dú)特な點(diǎn)がある」と紹介した。
まずはその規(guī)模の大きさ。同社がこれまで建設(shè)してきたアモイ港と青島港という2大スマート化埠頭には、コンテナ船停泊場所がそれぞれ1ヶ所と2ヶ所設(shè)けられており、いずれもその規(guī)模は小さかったが、洋山港4期は7ヶ所となっており、しかもこれが一度に建設(shè)されている。
洋山港4期は総合的な自動(dòng)化の程度が世界最高の埠頭でもある。例えば海側(cè)の埠頭クレーンのすべてが自動(dòng)化?遠(yuǎn)距離制御され、陸側(cè)のレール式ガントリークレーンも自動(dòng)的にコンテナを運(yùn)ぶ。海側(cè)のレール式ガントリークレーンはすべてがダブルコンテナ自動(dòng)化レール式ガントリークレーンで、同社が自主開発した製品として世界初公開された。同クレーンは自動(dòng)化ダブルコンテナ埠頭クレーンの作業(yè)に協(xié)力し、海岸線の空間を有効活用し、作業(yè)効率を50%高めることができる。
洋山港4期はさらに、中國が自主開発した自動(dòng)牽引車自動(dòng)バッテリー交換システムを、アジアの港灣としては初めて採用した。自動(dòng)化バッテリー交換スタンド技術(shù)は、同社が國內(nèi)で初めて開発した。設(shè)計(jì)によると、バッテリー交換にかかる時(shí)間は6分間のみで、フル充電にかかる時(shí)間は2時(shí)間のみ。充電中に汚染物質(zhì)が排出されることはなく、エネルギー消費(fèi)量を4割以上削減できる。同システムは歐米の技術(shù)制限と獨(dú)占を打破し、同社が自動(dòng)牽引車全バッテリー交換技術(shù)を把握したことを意味する。今後はユーザーに対して、多様な自動(dòng)牽引車システム案を提供できる。
洋山港4期は中國で唯一の、「中國チップ」を搭載する自動(dòng)化埠頭となる。埠頭のソフトシステムは主に同社が自主開発した設(shè)備制御システム、上港集団が開発した埠頭操作システムからなる。これは國內(nèi)で唯一の、ソフトシステムが純粋に中國製の自動(dòng)化埠頭でもある。
そして洋山港4期埠頭は作業(yè)員の作業(yè)量を最大限に減らすことができる。以前は1臺の走行クレーンを制御するのに數(shù)十人の作業(yè)員が必要だったが、今は1人で複數(shù)の走行クレーンを制御でき、かつ裏方の中央制御室內(nèi)で作業(yè)できる。作業(yè)員はかつて50メートルという航空のクレーン制御室に座り、下を見ながらコンテナを操作しなければならず、この過酷な労働で目や腰を痛めていたが、今後作業(yè)員は中央制御室內(nèi)で作業(yè)でき、パソコンのスクリーンを見ながら巨大なコンテナを吊り上げては下ろし、作業(yè)が楽になった。今までクレーンを操作する作業(yè)員の多くが若い男性だったが、現(xiàn)在は男女を問わず作業(yè)できるようになった。將來的には遠(yuǎn)隔操作を?qū)g現(xiàn)し、埠頭に出勤しなくても、市街地の制御室內(nèi)で操作できるようになる可能性もあるという。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月11日
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