中國のインターネット通販?京東の図書文娯部はこのほど、2017年度の図書関連のランキングを発表した。昨年、中國の図書市場にはどんな特徴があったのだろう?地域別で見ると、各地ではどんな図書が人気となったのだろう?最も人気となったのはどんな本なのだろう?中國経済網(wǎng)が報じた。
最も人気のジャンルは「子供向け」
販売総額を見ると、17年、最も人気だった図書のジャンルは依然として「子供向け」。以下、文化教育系、文學系、社會科學系、生活?アート系だった。16年と比べると、社會科學系と生活?アート系以外の順位に変動はなかった。
文學書は男女問わず人気
図書を購入している京東のユーザーを見ると、女性より男性のほうが多かった。しかし、ジャンル別に見ると、それぞれに異なる特徴があった。テクノロジー系、経営管理系、社會科學系などの図書の購入者を見ると、男性のほうが明らかに多かった。一方、生活?アート系、文化教育系、文學系などの図書の購入者を見ると、男女にあまり差はなく、子供向け、原作作品系などの購入者を見ると、女性のほうが明らかに多かった。
ジャンル別に全體的に見ると、男性に最も人気なのは文化教育系。2位は文學系と子供向けで、3位は社會科學系だった。一方、女性に最も人気なのは子供向けで、2位は文化教育系、3位は文學系だった。
本に最もお金を使うのは北京のユーザー
17年、図書を購入したユーザーが最も多かった地域は、広東省、北京市、江蘇省、四川省、山東省。購入金額ランキングを見ると、トップ5は北京市、広東省、江蘇省、上海市、四川省だった。
ユーザー一人當たりの購入金額が最も多い地域1位は北京市、以下、上海市、西蔵(チベット)自治區(qū)、浙江省、天津市と続いた。うち、北京のユーザーの平均額は310元(約5270円)だった。
紙の本で一番売れたのは「浮生六記」
紙の本で最も売れたのは「浮生六記」だった。2位と3位は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と「ferryman」でいずれも海外の作品だった。4-10位は、「現(xiàn)代漢語詞典(第7版)」、「自在獨行:賈平凹的獨行世界」、「北斗童書?世界地図:跟爸爸一起去旅行(百科知識版)」、「THE STORIED LIFE OF A.J.FIKRY」、「天才在左瘋子在右(完全版)」、「孤獨是生命的禮物(Loneliness is the Gift of Life)」、「白夜行」だった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年1月3日
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