このほど、北京にまた新たに24時(shí)間営業(yè)の「深夜書店」が1軒オープンした。読書好きたちの多くは、前門大街の北側(cè)、正陽門箭樓からわずか100メートルほどの場(chǎng)所に24時(shí)間営業(yè)書店「北京坊Pageone」がオープンしたことに気付いているかもしれない。開放的な読書スペース、高くそびえる本棚があり、同書店はまるで新たな観光スポットのようで、多くの読者を魅了している。今回、この書店を?qū)g際に訪れ、取材した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。
喧騒の中にある靜けさ
11日夜に同書店を訪れると、開放された読書スペースが印象的で、高さ約6メートルの南北に配置された本棚は白い光に照らされ、視覚的効果によって、とてつもなく大きく見えていた。書店內(nèi)の中央には、科學(xué)、人文、蕓術(shù)などの分野の書籍が置かれ、窓のそばの展示スペースや本棚には、外國(guó)語の原書が置かれていた。
北京の気溫はここ數(shù)日、目に見えて冷え込んできており、日中と夜の溫度差は大きいが、同書店には夜中でも多くの読者が訪れている。クラスメートと前門大街を歩いているときに、この書店を偶然見つけたという対外経貿(mào)大學(xué)3年生の孫さんは、「この書店はとてもきれい!環(huán)境も良く、寫真をたくさん撮った。ここで読書するのは楽しみの一つになる」と話し、今後もまた訪れる予定という。
スタッフによると、「當(dāng)書店は晝間と夜で2種類の顔を持っている。晝間は、読書、サロン、VRをメインとしている。夜は、寒くないときに4階屋上で正陽門をバックに、オンラインとオフラインで24時(shí)間世界のテレビ番組を同時(shí)配信を行い、顧客に『深夜書店』特有の魅力を伝えている」という。
現(xiàn)在、同書店の2階と3階はまだ準(zhǔn)備中で、今年の年末前にはオープンする予定。2階は児童図書、家庭教育関連図書をメインとし、その3分の2のスペースは児童書になるという。3階は白を基調(diào)とし、蕓術(shù)関連図書エリア、レコード視聴エリア、カフェエリアなどを設(shè)ける。スタッフは、「読者のニーズを満たすため、今後は座席をもっと増やし、読書をもっと楽しめるようにしていくつもり」とした。
新たな文化的シンボル
北京市西城區(qū)文化委員會(huì)の孫勁松主任は、「3~4年前にはすでに北京坊は改築?修繕が完了し、中國(guó)の生活スタイルの體験エリアとする目標(biāo)を定めていた」と振り返り、「これは単純な商業(yè)プロジェクトではなく、文化的価値の発信を目的としたプロジェクト。當(dāng)時(shí)、ここに実店舗の書店を1軒建てることを目標(biāo)としており、西城區(qū)政府の努力により、24時(shí)間営業(yè)の書店の建設(shè)案は最終的に実現(xiàn)した」と語った。
同書店の関係者は、「都市の公共文化の発信を促進(jìn)するため、當(dāng)書店は『読書の原點(diǎn)、文化的シンボル』をメインテーマとして掲げ、大柵欄地區(qū)でコミュニティ図書館を運(yùn)営し、作家専用の待機(jī)スペースを構(gòu)築する予定。これにより、書店と公共文化體験の良質(zhì)なインタラクティブを形成する。例えば、作家が創(chuàng)作活動(dòng)を行っている際に、書店では作文クラスや文學(xué)講座などを同時(shí)に開くこともできる。そのようにして、読者により全面的で豊富な読書體験とサービスを提供する」と語った。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月17日
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