阿里巴巴(アリババ)集団の馬雲(yún)(ジャック?マー)會長は今月18日、マレーシアに事務(wù)所を開設(shè)したことを発表した。アリババがマレーシアで立ち上げた世界電子商取引プラットフォーム「eWTP」(Electronic World Trade Platform)を自由貿(mào)易區(qū)として推進し、中國の小企業(yè)の東南アジア市場開拓をサポートすると同時に、東南アジアの小企業(yè)が世界に向けてビジネスを展開できるようサポートするという。人民網(wǎng)が報じた。
馬會長は開設(shè)セレモニーで、マレーシアの小企業(yè)と若者に対する高い期待を示し、「過去30年、世界の貿(mào)易は6萬社の大企業(yè)が制御していた。しかし、當(dāng)社が世界の小企業(yè)1600萬-6000萬社がビジネスに參加できるようサポートすれば、グローバル化があまねく恩恵を受けることができるようになる。これは、経済の持続可能な発展の未來、希望であり、當(dāng)社がマレーシアに來た理由でもある」と語った。
同セレモニーに參加したマレーシアのリム?グアンエン財務(wù)相は、「マレーシアは今後、外資投資をめぐる開放政策実施を継続する」とし、「アリババの事務(wù)所の開設(shè)は、マレーシアと中國の関係が良好なことの証だ」と絶賛した。
在マレーシア中國大使館の白天?大使は挨拶の中で、「アリババは、これまでになかったスタイルでEC取引を推進しているだけでなく、e-ビジネスや革新的ビジネススタイルの転換も促進し、全く新しい國際貿(mào)易スタイルとプラットフォームを構(gòu)築して、多くの小企業(yè)や農(nóng)民に利益をもたらしている」と語った。
馬會長は、「多くの中國企業(yè)がマレーシアで投資を?qū)g施する意向を示している。當(dāng)社は今回、中國企業(yè)を代表して來た」と話した。
マレーシアの公式統(tǒng)計によると、マレーシアには中小企業(yè)が64萬社以上あり、企業(yè)全體に占める割合は97.3%に達している。馬會長は、「小企業(yè)や若者はマレーシアの最も貴重な財産。當(dāng)社はできる限りのことをして、それらの小企業(yè)や若者が商品を世界中に売ることができるようサポートする」としている。
2017年、アリババはマレーシアのデジタル自由貿(mào)易區(qū)(DFTZ)にeWTPの初の海外試験ポイントを設(shè)置した。そして、開設(shè)からわずか半年の間に、マレーシアの小企業(yè)2651社が同プロジェクトに參加するようになった。また、アリババ傘下の物流企業(yè)?菜鳥の最新技術(shù)を採用することで、マレーシアの通関にかかる時間が1日からわずか3時間にまで短縮された。
17年6月13日、アリババ傘下の東南アジアeコマース企業(yè)「ラザダ」(Lazada)に、マレーシア「TaoBao Collection」が開設(shè)され、1週間もしない間に中國の事業(yè)者3萬社が進出した。そのほとんどが小企業(yè)だった?,F(xiàn)在、アリババ傘下のオンラインショップ?淘寶と天貓に登録しているマレーシアの事業(yè)者は約120萬社となっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月19日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn