日本や中國(guó)だけでなく、世界でも人気の漫畫(huà)を題材とした新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」が東京?新橋演舞場(chǎng)で今月4日から上演を開(kāi)始しており、市川猿之助や片岡愛(ài)之助といった有名歌舞伎俳優(yōu)も出演している。16日午後、記者が同公演を取材したところ、原作漫畫(huà)のファンとみられる若者の姿も多く、場(chǎng)內(nèi)に特設(shè)された「NARUTO-ナルト-」関連グッズショップに足を止めて眺める人も多かった。人民網(wǎng)が伝えた。
同公演はスーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」に続く漫畫(huà)と歌舞伎のコラボ作品。歌舞伎の時(shí)代設(shè)定は通常、江戸もしくはそれ以前の時(shí)代であり、ゆっくりとした動(dòng)きや話(huà)し方が特徴的だが、同公演のセリフは現(xiàn)代語(yǔ)で、その動(dòng)きもテンポが速くなっている。また舞臺(tái)の左端や後ろ側(cè)にスクリーンを設(shè)置することで、映像によるシーン表現(xiàn)という現(xiàn)代的な手法も用いられている。
全72巻の漫畫(huà)「NARUTO-ナルト-」をわずか4時(shí)間ほどのストーリーにまとめあげた同公演は、當(dāng)然ながら全內(nèi)容を網(wǎng)羅している訳ではないが、主人公の「うずまきナルト」とライバルの「うちはサスケ」との関係や成長(zhǎng)、変化を中心に、物語(yǔ)の核心となる內(nèi)容をしっかり押さえたストーリー展開(kāi)となっていた。
全體的なテイストは現(xiàn)代劇に近いものの、靜止して両目を寄せる「にらみ」や、手足を広げながら跳ねるように飛び歩く「六方」など、歌舞伎獨(dú)特の表現(xiàn)スタイルも諸処に盛り込まれており、それらが披露されると、観客からは大きな拍手が起きていた。また原作漫畫(huà)の見(jiàn)どころの1つでもある戦闘シーンは殺陣で再現(xiàn)されており、歌舞伎俳優(yōu)たちがスピーディな動(dòng)きと見(jiàn)事な立ち回りを演じていた。
日本の伝統(tǒng)蕓能である歌舞伎はセリフが古語(yǔ)で、內(nèi)容も難しい作品が多いという敷居の高いイメージだったが、今回のような漫畫(huà)とのコラボ作品はこうしたイメージを一新させており、中高年だけでなく若者も親しみを感じることのできる歌舞伎という新たな可能性を示していると言えるだろう。
新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」は新橋演舞場(chǎng)で今月27日まで上演し、2019年6月には京都?南座で上演予定。(文?木村雄太)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月18日
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