高齢化が深刻な日本では今夏、記録的な猛暑となっており、高齢者がいかに夏を乗り切るべきかという點(diǎn)がメディアや社會(huì)が注目する話題となっている。日本の総務(wù)省消防庁が14日に発表した統(tǒng)計(jì)によると、4月30日以降、熱中癥のため救急搬送された人の數(shù)は延べ7萬8345人と過去最高數(shù)を更新し、その約半數(shù)が高齢者となっている。
記録的な猛暑を、日本の高齢者はどのよう見ているのだろう?靜岡県の老人ホームで暮らす小松千枝子さん(91)は、「酷暑で外出する回?cái)?shù)がいつもの夏よりかなり減った」と肩を落とす。
小松さんが暮らす老人ホームは一般的な料金で、介護(hù)保険を通して支払われる料金のほか、個(gè)人が家賃や食事代、介護(hù)費(fèi)など約12萬円を負(fù)擔(dān)しなければならない。日本では小松さんのような介護(hù)サービスを受けることができる高齢者は少ない。
日本內(nèi)閣府の最新の統(tǒng)計(jì)によると、65歳以上の高齢者のいる約2400萬世帯のうち、「単獨(dú)世帯」?「夫婦のみ世帯」が全體の過半數(shù)を占める。そして、今年そのような高齢者が熱中癥で亡くなるという悲劇が、メディアを通して何度も報(bào)道されている。
例えば、日本メディアによると、8月4日、広島市の85歳の高齢者がクーラーのない部屋で熱中癥が原因でなくなっているのが発見された。また、5日には、東京板橋區(qū)の住宅で、熱中癥が原因でなくなっている高齢者夫婦が発見された。このようなニュースが、日本社會(huì)にとって、「深刻化する高齢化問題と真剣に向き合うべき」という警告となっている。
日本の社會(huì)福祉法人?博友會(huì)の土田弘和理事長は、「一番いいのは、家族と一緒に暮らすこと。もし、家族がいないのであれば、老人ホームがいい。社會(huì)は高齢者にその2つの選択肢を提供するべきだ。しかし、日本は現(xiàn)在、在宅介護(hù)を提唱している。それは、政府の社會(huì)福祉予算が不足しているからだ」と説明する。
今年7月の公式最新統(tǒng)計(jì)によると、日本の65歳以上の高齢者の數(shù)は3529萬人に達(dá)している。約4人のうち1人が高齢者という計(jì)算になり、25年までに、3人のうち1人が高齢者となり、その高齢化が深刻化すると予想されている。今年の記録的な猛暑により、日本では「高齢者の熱中癥」がトピックスになっただけでなく、深刻で現(xiàn)実問題である介護(hù)問題が社會(huì)で浮き彫りとなっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月17日
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