バダインジャラン砂漠の付近に位置する甘粛省民勤県砂漠化防止総合試験場で、ナミビア人學(xué)生のエリーナさん（37）は中國の教員から、「麥を砂に10センチ埋め、穂が直立し20?30センチまで出すようにし、縦と橫の間隔を1メートル空ける」という指導(dǎo)を受け、コツを復(fù)唱しながら慣れた手付きでシャベルを使い、砂を掘り草で覆った。30分後、一定規(guī)模の草方格ができ上がった。新華網(wǎng)が伝えた。

エリーナさんはナミビアの農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)擔(dān)當(dāng)職員で、長い間、砂漠化対策に注目してきた。7月30日よりエジプトやボツワナなどの學(xué)生11人と共に、中國商務(wù)部が主催し、甘粛省治砂研究所が実施している発展途上國砂漠化防止?生態(tài)修復(fù)技術(shù)研修班に參加している。1ヶ月の研修で、流砂の固定と植物の回復(fù)、オアシスと交通幹線保護(hù)林の系統(tǒng)的な建設(shè)といった中國の先進(jìn)的な砂漠化防止の経験と技術(shù)を?qū)Wんでいる。

「新技術(shù)や新たな発想など多くを?qū)Wんだ。中國の砂漠化防止と対策は世界の見本になろうとしており、非常に參考になる」と、初めて訪中したエリーナさんは、海外での見學(xué)と実踐のチャンスを常に重視していると聲を弾ませた。老虎口砂漠化防止?対策模範(fàn)エリアで、エリーナさんは砂漠の木の下にニクジュヨウを植えることで経済効果が得られるのを目にし、砂漠が生み出す緑の富に驚嘆してやまなかった。

エリーナさんは、「これまで多くの場所を訪れているが、このような光景は初めて目にした。中國の砂漠化対策の経験は、砂漠地帯の生態(tài)環(huán)境回復(fù)が実現(xiàn)可能なことを教えている。ナミビア最大の砂漠は國土面積の約4分の1を占めている。中國の先進(jìn)的な技術(shù)と経験を?qū)Wび、自國の砂漠化対策に適した手段を見つけたい。協(xié)力と交流の強(qiáng)化に伴い、中國の砂漠化対策の経験と知恵が現(xiàn)在、多くのアフリカ諸國及び地域に利益をもたらしている。より多くのアフリカの同業(yè)者が中國で學(xué)び、貴重な富を自國に持ち帰り人々に恵みをもたらすことを願う」とその思いを語った。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月30日