江西省南豊県は、1990年代から農(nóng)村の人々の文化生活をより充実させるため、「女子映畫上映隊(duì)」を創(chuàng)設(shè)した。映寫機(jī)1臺(tái)とスクリーン1枚を攜え、彼女らは映畫を同郷の人々に屆け続けている。彼女らはこれまで実に県內(nèi)170ヶ所以上の行政村を回っているという。映畫の上映に23年間攜わってきた章小琴さんは、「あの頃はどの村に行っても夜に映畫の野外上映があるという情報(bào)が伝わると、近隣の村の人々まで腰かけを手にその村に駆け付けた。まるで正月を迎えるみたいに楽しい雰囲気に満ちていた」と、當(dāng)時(shí)の様子を想い出しながら、満面の笑顔を浮かべつつ語った。新華社が報(bào)じた。

政府による「映畫を農(nóng)村へ」政策に伴い、映畫上映隊(duì)の「裝備」はグレードアップを繰り返した。16ミリ映寫機(jī)から始まり、今ではデジタル映寫機(jī)に様変わりして、フィルムの巻き戻しや取り換えは不要となり、音響効果も格段に高まった。映畫を上映する際、上映隊(duì)はその時(shí)期に合わせて交通安全や森林防火、病蟲害予防といった科學(xué)普及フィルムも上映することで、村民たちから喜ばれているという。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月16日