國務(wù)院の李克強(qiáng)総理は26日に北京の人民大會(huì)堂で、日本の安倍晉三首相とともに、第1回中日第三國市場協(xié)力フォーラムに出席し、あいさつをした。人民日報(bào)が伝えた。

李総理は、「実務(wù)的協(xié)力が中日関係の『バラスト』と『スクリュー』だ。今年5月に私が日本を訪問した際には、安倍首相と第三國市場協(xié)力の展開で共通認(rèn)識に達(dá)した。雙方はすでに多くの協(xié)力成功モデルを生み出している。このたびのフォーラム開催期間に、両國の地方政府、金融機(jī)関、企業(yè)の間で協(xié)力合意50本以上が調(diào)印され、金額は180億ドル（約2兆140億円）を超えた。このことから十分にわかるように、両國が第三國市場協(xié)力を展開するには大きな潛在力と広大な將來性があり、中日両國の実務(wù)的協(xié)力の新たな柱となることは確実だ」と述べた。

李総理は、「中日間にはイノベーション（革新）対話メカニズムも構(gòu)築された。イノベーション協(xié)力にはより大きな市場が必要であり、市場ニーズもイノベーション協(xié)力を求める。中國は巨大な世界的市場であり、我々は揺るぎなく対外開放をさらに自主的に拡大し、より公正な監(jiān)督管理を推進(jìn)し、知的財(cái)産権を厳格に保護(hù)し、市場化され法治化され國際化されたビジネス環(huán)境を創(chuàng)出する。日本企業(yè)が中國の新たな対外開放という契機(jī)をしっかりつかまえ、中國で投資や事業(yè)を行うことを歓迎する。我々も通貨スワップなどを通じて金融協(xié)力を強(qiáng)化し、雙方の企業(yè)の協(xié)力に支援を提供したい」と強(qiáng)調(diào)した。

李総理は、「中國は最大の発展途上國であり、経済を発展させ、國民生活を改善することは引き続き中國政府の筆頭の任務(wù)だ。中國経済の長期的な好転という基本的側(cè)面は変わらず、特に新たな原動(dòng)力が加速的に成長しつつあり、これが中日協(xié)力に新たなチャンスを提供している。中日両國の工商界が手を取り合い、より大きな協(xié)力の可能性を開拓し、より大きな成果を上げることを願(yuàn)う」と述べた。

安倍首相は、「日中の協(xié)力には悠久の歴史と伝統(tǒng)があり、目下の地域と世界が直面するさまざまな課題に向き合って、日中両國は互いに協(xié)力し、協(xié)同して努力し、共同で対処することが必要だ。日本は中國と開放?透明?市場化の原則を遵守し、第三國市場でプロジェクト実施國のニーズと國際ルールに合致した協(xié)力プロジェクトを展開し、互恵?二國間または多國間のウィンウィンを?qū)g現(xiàn)し、地域と世界の発展に寄與していきたい」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月27日