日本防衛(wèi)省は8月30日の會議で、2020年度予算の概算要求を5兆3223億円と決めた。今年度比1.2%増で、過去最大だ。新華社が伝えた。
日本は近年防衛(wèi)費を増やし続け、米國から先端兵器を大量に購入し、宇宙作戦隊を創(chuàng)設(shè)するうえ、駆逐艦を事実上の空母に改造する方針だ。こうしたやり方は日本の平和憲法の「専守防衛(wèi)」理念に反し、東アジア地域に不安と脅威をもたらすとアナリストは懸念する。
■防衛(wèi)費は8年連続で膨張
今回公表されたのは防衛(wèi)省の定めた概算要求に過ぎないが、一般的に審議段階で大幅な減額はなく、最終的な予算額と概算要求との間に大きな開きはない。予算案が成立すれば、日本の防衛(wèi)費は8年連続の増加となる。
概算要求の具體的內(nèi)容を見ると、日本は防衛(wèi)面で米國にぴったりと追隨。宇宙?サイバーなど新たな分野への資金投入を強化しており、米軍當(dāng)局の動向と符合する部分が多くある。例えばトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は8月29日に宇宙軍の発足を宣言したが、日本も概算要求で524億円を投入して「宇宙作戦隊」を創(chuàng)設(shè)すると公言している。この資金は他國の人工衛(wèi)星の監(jiān)視、通信衛(wèi)星の妨害に対する電子裝置の導(dǎo)入に充てられる。