香港地區(qū)の一部市民は、中米貿(mào)易戦爭(zhēng)及び現(xiàn)地の暴力騒亂の影響に直面する中、香港地區(qū)の將來を憂慮している。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。
香港?文匯網(wǎng)の30日付報(bào)道によると、「香港研究協(xié)會(huì)」は今月16~26日に全市を?qū)澫螭藷o作為抽出電話調(diào)査を?qū)g施し、18歳以上の市民1175人から來年の香港地區(qū)の展望に対する見方を聞いた。調(diào)査の結(jié)果によると、今年の仕事と學(xué)業(yè)、個(gè)人生活、心身の健康、香港地區(qū)の経済環(huán)境、民生の狀況、政治環(huán)境の6つのカテゴリーの全てにおいて、回答者の満足度が下がり、満足度から不満足度を引いた純満足度は全てマイナスとなった。純満足度の下げ幅が最も大きかったのは個(gè)人生活で、34%下落した。今年が「すこぶる楽しくなかった」または「非常に楽しくなかった」との回答は前年比20%増の51%で、過去最高を記録した。2020年の香港地區(qū)の全體的発展を有望視しない回答者も多く、來年の香港地區(qū)の全體的発展に対し「自信が持てない」との回答は前年比20%増の72%で、過去最高となった。個(gè)人的將來、雇用見通し、経済見通し、民生の狀況、政治環(huán)境の改善という全體的発展を示す5つの指標(biāo)のいずれにおいても、「自信が持てる」から「自信が持てない」を引いた純自信度が過去最低を記録した。
だが、依然として香港地區(qū)への信頼に満ちている國際機(jī)関も少なくない。國際通貨基金(IMF)は30日に発表した香港経済?金融狀況評(píng)価報(bào)告で、世界の金融センター、地域貿(mào)易の中樞、世界で最も開かれたエコノミーの1つとしての香港地區(qū)の地位を改めて評(píng)価。香港地區(qū)は資金と情報(bào)の自由な移動(dòng)、シンプルな稅制、穏健な規(guī)制?監(jiān)督制度、法の支配、優(yōu)れた専門サービスによって、金融サービス業(yè)で競(jìng)爭(zhēng)優(yōu)位を維持できるとの考えを示した。また同報(bào)告書は、「経済活動(dòng)の弱化及びマイナス要因の成長(zhǎng)見通しに対する影響を前にしてもなお、香港地區(qū)には十分な緩衝の余地があり、周期的及び構(gòu)造的試練に十分対処できる。米ドルペッグ制は香港地區(qū)の金融の安定を維持する礎(chǔ)だ」と指摘した。陳茂波財(cái)政局長(zhǎng)はこれについて、「香港地區(qū)が長(zhǎng)年築いてきた穏健な政策枠組みと十分な緩衝の余地をIMFが評(píng)価したことを、香港地區(qū)に將來の試練に対処する能力を與えるものとして歓迎する」とコメント。また香港金融管理局の余偉文総裁は、「IMFの評(píng)価結(jié)果は、香港地區(qū)の金融システムが堅(jiān)実で、潛在的衝撃を防ぎ止める能力があることを改めて肯定した」と述べた。
香港紙?大公報(bào)は30日付論説で、「2019年に香港地區(qū)は復(fù)帰以來最も厳しい政治情勢(shì)に直面した。そして現(xiàn)在では、『非合法な暴力を2020年に鎮(zhèn)められる否か』、『外部勢(shì)力が香港地區(qū)に伸ばす魔手を2020年に斷ち切ることができるか否か』といった問題が殘された」と指摘。さらに、「中央政府の指導(dǎo)者は『中華民族の偉大な復(fù)興という前進(jìn)の歩みの勢(shì)いを阻むことはできず、香港地區(qū)?澳門(マカオ)地區(qū)が祖國內(nèi)陸部と共に発展し、共に繁栄する道はますます広がっていく』と強(qiáng)調(diào)した。戦略において、我々はこのような自信を持たねばならず、またこのような予想を必ず実現(xiàn)できる。戦術(shù)においては、地に足をつけ、困難の克服と妨害の排除に長(zhǎng)けていなければならない」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月31日