カンボジアのホー?ナムホン副首相は3日に新華社の取材に対し、「外部勢力が南中國海の問題に介入すべきではなく、関連の紛爭は直接の當(dāng)事國同士が平和的な方法で解決すべきだ」と述べた。

ホー氏は、「南中國海に関わる紛爭は國際法に基づき直接の當(dāng)事國が対話と協(xié)議を通じて解決すべきだ。長年の協(xié)議を通じて、ASEANと中國は『南中國海における行動規(guī)範(fàn)（COC）』の締結(jié)を共同で推進(jìn)しているところで、これが直接の當(dāng)事國が溝を共同で解決し、協(xié)力を展開するのを後押しすることになる」と述べた。

ホー氏は、「域外の國々はASEANと中國ができるだけ早くこの『南中國海における行動規(guī)範(fàn)』を締結(jié)するよう奨勵し、直接の當(dāng)事國が平和的に紛爭を解決するのを支援、後押しするべきであり、波風(fēng)を立てるべきではない。中立國として、非當(dāng)事國として、ASEANのメンバーとして、カンボジアは、外部勢力がこの地域の平和に貢獻(xiàn)すべきであり、矛盾が激化するのを回避すべきだと考える」との見方を示した。

ホー氏は、「2002年にカンボジアはASEANの輪番議長國として、ASEANと中國が『南中國海における関係國の行動宣言（DOC）』に調(diào)印するよう後押しした。この宣言は直接の當(dāng)事國が平和的な方法で南中國海に関わる紛爭を解決するための基礎(chǔ)を打ち立てた」と述べた。

ホー氏は、「中國政府は2016年7月、中國は引き続き直接関わりがある當(dāng)事國と歴史的事実を尊重することを基礎(chǔ)として、國際法に基づき、交渉と協(xié)議を通じて南中國海に関する紛爭を解決し、南中國海の平和と安定を守ることを願うとの聲明を発表した。中國のこの聲明は稱賛されるべきであろう」と指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月5日