改革開放以來、中國共産黨の指導の下で、中國國民は自らの勤勉さと知恵によって、大きな発展の成果を得てきた。この過程における中國の急速な発展は世界各國との交流や協(xié)力のおかげであり、米國を含む世界各國に持続的な成長の原動力と重要なチャンスを提供してもきた。これは爭う余地のない客観的事実であり、國際社會の一致した共通認識でもある。(人民日報「鐘聲」國際論評)
しかし米國の一部の政治屋は歴史改ざんを試み、「中國の改革開放の本質は米國による中國への援助」というでたらめな論調をぶち上げている。これは、彼らの極めて不健全な心理狀態(tài)の反映だ。この世界に救世主がいたことはなく、どの國の発展も根本的に自らの力によるものであることを指摘しておかなければならない。ましてや人口14億の大國である中國が他國の施しや恵みによって発展することなど不可能だ。
「開放は進歩をもたらし、閉鎖すれば必然的に立ち後れる。中國の発展は世界と切り離せず、世界の繁栄にも中國が必要だ」。これは中國の改革開放の実踐が世界に與えた重要な啓示だ。中國の改革開放のおかげで、米國など先進國は中國と生産要素の強みによる相互補完を実現(xiàn)し、最終的に互恵?ウィンウィン、連動式成長、共同繁栄を実現(xiàn)した。
中國の対外開放は米國のみに対する開放では決してなく、世界のすべての國と地域に対する開放だ。今や中國は世界第二の経済大國、世界の主要な各エコノミーにとって最大の貿易パートナーの一つであり、世界経済成長の主たる安定化裝置であり動力源だ。1987年に貿易統(tǒng)計を取り始めて以降、中國の実行ベース外資導入額は累計2兆ドル余りに達する。このうち米國の対中投資は800億ドル余りで、全體の約4%を占めるに過ぎない。このような統(tǒng)計を前にして、何か魂膽を抱いているのでなければ、誰が「中國の発展と強大化は米國の恩恵の結果」などというでたらめな結論を導き出せるだろうか?
中國は開放の扉を一層大きく開いていく。共同発展こそが中國の望みだ。中國國民は他國が中國の発展から大きなチャンスと手厚い見返りを得ることを歓迎する。中國國民は各國の人々が中國の発展という「急行」に「相乗り」することを諸手を開いて歓迎する。
米國が中國の改革開放の過程から大きな利益を得てきたことは、數(shù)多くの事実が証明している。中米間の貿易額は國交樹立當初から250倍以上増加し、相互投資はほぼゼロの狀態(tài)から2400億ドル近くにまで増加した。中國の良質で安価な商品は米國の消費者に実益をもたらし、中國の広大な市場と優(yōu)れたビジネス環(huán)境は米國企業(yè)に大きな利益を與えてきた。西側の関係機関の統(tǒng)計によると、2001年から2016年までの間に米國の対中大口商品輸出は6倍に成長した。これまでに中國で投資や事業(yè)展開をする米國企業(yè)は累計7萬社を超え、年間売上高は7000億ドルに達する。その97%が黒字だ。中米間の経済?貿易摩擦や新型コロナウイルス感染癥の影響の下でもなお、圧倒的多數(shù)の米國企業(yè)が中國に引き続き留まることを望み、逆風の中でも対中投資を拡大しようとしている。
総合的で弁証的かつ長期的な視點に立って中米間の経済?貿易協(xié)力を見さえすれば、世界の人々の目の前には必ず大きな構図が現(xiàn)れる。中米両國が和すれば共に利し、爭えばともに傷つくこと、協(xié)力こそが雙方にとって最良の選択であることは歴史と現(xiàn)実が示している。中米雙方は強みによる相互補完、有無相通じる?yún)f(xié)力を通じて、各自の経済発展と産業(yè)構造の最適化及び高度化を力強く促進し、各自の異なる発展にとって共通のチャンスとなることができる。米國の一部の政治屋に忠告する。経済は基礎であり、政治は結局は経済に奉仕するものであり、経済発展を妨げ、さらには破壊する政治的な操りは必然的に正される。できるだけ早く傲慢さと偏見を棄て、「救世主メンタリティー」を棄て、中米関係の歴史と現(xiàn)実と未來を正しく受け止めることこそが正しい道だ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月9日