外交部(外務(wù)?。─?4日の定例記者會見で、趙立堅報道官が質(zhì)問に答えた。
【記者】國際通貨基金(IMF)は直近の『世界経済見通し』で、2020年の世界経済の成長率予測をマイナス4.4%とする一方で、中國経済については6月時點の予測から2倍程高いプラス1.9%とした。また、中國経済は予測を上回る速度で正常化し、2021年の中國経済はプラス8.2%まで回復が進むとの見通しを示した。中國側(cè)としてコメントは。
【趙報道官】私もその報道に留意している。世界銀行も先月発表した報告で今年の中國経済の成長率予測を上方修正した。これは権威ある國際機関が中國経済の今後の発展を有望視し、今年は主要エコノミーで唯一中國がプラス成長を維持できると予測していることを十分に示すものであり、世界経済の回復に自信と原動力を與えるものだ。
中國経済の狀況が徐々に安定化していることが、世界経済にとって朗報であることは間違いない。感染が拡大し始めて以來、我々は積極的に新型コロナ対策の國際協(xié)力を繰り広げ、150余りの國々及び國際組織に援助物資や資金を提供し、関係國の感染防止?抑制を力強く支えてきた。中國は全面的に企業(yè)活動の再開を推し進め、生産?生活秩序の回復を加速し、グローバルな産業(yè)チェーン、サプライチェーンを安定させている。我々は対外開放を拡大し続け、対外経済?貿(mào)易協(xié)力を積極的に推進している。第1~3四半期の中國の輸出入は期を追う毎に安定化し、累計でマイナスからプラスへと転じた。これは効果的に世界の総需要を下支えし、國際貿(mào)易の発展を促進した。
現(xiàn)在世界経済には回復の兆しが見えている。だが勢いは堅固でなく、依然として見通しに大きな不確定性があり、國際社會が団結(jié)?協(xié)力し、連攜して対処する必要がある。中國は引き続き対外開放の水準を高め、國內(nèi)の大循環(huán)を主體とし、國內(nèi)と國際の2つ循環(huán)が相互に促進する新たな発展構(gòu)造の形成を推進していく。我々はまた、引き続き各國と共に開放型世界経済の構(gòu)築を堅持し、マクロ経済政策の協(xié)調(diào)を強化し、感染防止?抑制が常態(tài)化する中、経済?貿(mào)易協(xié)力の早期正?;蜥嵫氦筏?、世界経済の早期安定化?回復に貢獻したい。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月15日