著名なシンクタンクである清華大學(xué)國(guó)情研究院は18日に北京で『第14次五カ年計(jì)畫(huà)の大戦略と2035年までの長(zhǎng)期ビジョン』を刊行。同書(shū)は「今世紀(jì)最初の20年間で、中國(guó)は重要な戦略的チャンス期をしっかりと捉えて、14億人余りに恩恵を及ぼすより高い水準(zhǔn)の小康社會(huì)（ややゆとりのある社會(huì)）を全面的に完成した」と指摘した。中國(guó)新聞社が伝えた。

同書(shū)は「この20年間で、中國(guó)は経済成長(zhǎng)、1人當(dāng)たり所得の増加、都市化率、産業(yè)構(gòu)造の最適化がいずれも目標(biāo)を超えるとともに、基本的に工業(yè)化目標(biāo)を達(dá)成し、科學(xué)技術(shù)発展目標(biāo)を達(dá)成し、中程度の人間開(kāi)発指數(shù)の段階から高い人間開(kāi)発指數(shù)の段階へと踏み出し、絶対的貧困を根絶し、地域間、都市?農(nóng)村間、住民間の所得格差を縮め続けた」と解説。

「2020年までの小康社會(huì)の全面的完成という歴史的任務(wù)の達(dá)成を基に、中國(guó)はすでに2035年までに基本的に現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)するための強(qiáng)固な土臺(tái)を固めた」と指摘した。

清華大學(xué)國(guó)情研究院の胡鞍鋼院長(zhǎng)は「國(guó)際的観點(diǎn)から見(jiàn)ると、小康社會(huì)の全面的完成の過(guò)程と特徴は、中國(guó)の特色ある社會(huì)主義制度の大きな優(yōu)位性を十分に具現(xiàn)しており、現(xiàn)代世界における発展途上國(guó)の農(nóng)業(yè)の現(xiàn)代化、工業(yè)化、都市化、情報(bào)化（「四化同時(shí)推進(jìn)」）の模範(fàn)だ」と指摘。

「第14次五カ年計(jì)畫(huà)期に入り、國(guó)內(nèi)外の環(huán)境には深い変化が発生する。中國(guó)は引き続き『四化同時(shí)推進(jìn)』に取り組むほか、デジタル化とスマート化、産業(yè)システムの現(xiàn)代化、都市群と都市?農(nóng)村の一體化、國(guó)家ガバナンス體制の現(xiàn)代化、新型の経済グローバル化という『新五化』を通じて、中國(guó)経済の発展に絶えることのない新たな原動(dòng)力を注入し続ける必要もある」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年10月20日