第3回中國國際輸入博覧會（CIIE2020、輸入博）は4日夜に開幕式が行われた。6日間の會期中、世界各地の2600社を超える企業(yè)が國家コンベンションセンター（上海）に集まり、數(shù)多くの新製品、新技術(shù)、新サービスを披露する。今回は日本の企業(yè)も積極的に出展した。日系企業(yè)の目に映る輸入博はどのようなものか。なぜ?xì)澳陞⒓婴工毪韦坤恧Δ?/p>

三菱：輸入博は開放的貿(mào)易環(huán)境を作ろうとする中國の決意を體現(xiàn)

世界トップ500社に入る企業(yè)である三菱電機(jī)株式會社は、今年で連続3回目の出展であり、今後3回連続での出展契約もすでに結(jié)んでいる。

同社の富澤克行執(zhí)行役員?中國総代表は、「第3回輸入博の開催は中國が開放的市場政策を推進(jìn)する中で開放的な貿(mào)易環(huán)境の構(gòu)築をさらに進(jìn)める決意であることを十分に體現(xiàn)するものだ。中國政府は今年初めより5Gネットワークやデータセンターなどの新インフラの建設(shè)ペースを加速させる必要があると強(qiáng)調(diào)するようになり、こうした戦略がスムーズに実施されれば世界経済の安定裝置になり、新たな成長の原動力を提供することになる」と述べた。

また富澤氏は、「中國が新型コロナウイルス感染癥を効果的に抑制したおかげで、三菱電機(jī)の事業(yè)活動も急速に正常な狀態(tài)に戻り、最近は中國市場で2けたの伸びを達(dá)成し、當(dāng)社は心から感謝している。今回の輸入博の開催は中國が開放的市場政策を推進(jìn)する中で開放的な貿(mào)易環(huán)境の構(gòu)築をさらに進(jìn)める決意であることを十分に體現(xiàn)するものであり、私たちのような外資系企業(yè)にとって貴重な機(jī)會であり、重大な意義がある」と述べた。

キャノン：中國健康産業(yè)が巨大な市場チャンスもたらす

ここ數(shù)年、「健康中國2030」をはじめとする國の政策の指導(dǎo)の下、中國は健康産業(yè)の発展を優(yōu)先的に発展させる戦略の首位に置き、これにより醫(yī)療機(jī)器市場に非常に大きな成長のチャンスをもたらした。公開された情報(bào)によると、現(xiàn)在の中國の醫(yī)療機(jī)器市場は20％前後の年平均成長率を保ち、売上高も純利益も急成長を続け、醫(yī)療機(jī)器産業(yè)の発展の黃金期にあるといえる。2022年には中國醫(yī)療機(jī)器市場の規(guī)模は9千億元（約14兆1434億円）を超える見込みだ。

キャノン株式會社の小澤秀樹副社長執(zhí)行役員は、「この重大なチャンスはキャノンの醫(yī)療事業(yè)にとって非常に重要だ。キャノンはより多くの優(yōu)れた技術(shù)や製品、サービスを通じて、中國の大規(guī)模な健康産業(yè)の発展にふさわしい貢獻(xiàn)をしているところでもある」と述べた。

小澤氏によると、「中國は目下、國內(nèi)の大きな循環(huán)を主體としつつ、國內(nèi)と國外の2つの循環(huán)が相互に作用し合う新たな発展局面の構(gòu)築を加速させている。こうした過程で、中國國內(nèi)の大きな循環(huán)の主體的な地位を強(qiáng)化することは、中國市場の巨大なポテンシャルをよりしっかりと発掘することにもなり、また外資系企業(yè)により多くの『中國のチャンス』をもたらし、より多くの海外企業(yè)の投資、先端の製品、先端の技術(shù)の輸入を誘致することにもなる。これと同時に、2つの循環(huán)の新たな発展局面の構(gòu)築は外資系企業(yè)の參加と切り離せないものでもある。2つの循環(huán)の新たな発展局面の最終的な目標(biāo)は、中國経済の質(zhì)の高い発展を?qū)g現(xiàn)することであり、こうした過程の中でより質(zhì)の高い海外企業(yè)の投資、技術(shù)、人材などの資源を誘致してその実現(xiàn)を推進(jìn)することが自ずと必要になる。そのため、中國が目下、質(zhì)の高い対外開放の取り組みを強(qiáng)化していることは、キャノンをはじめとする外資系企業(yè)にとって長期的な好材料になる」という。

東芝：ポストコロナ時代の世界経済発展には中國市場の牽引が必要

人件費(fèi)の上昇にともなって、將來、中國の「世界の製造センター」の地位が他の國に取って代わられてしまうのだろうか。

株式會社東芝の宮崎洋一中國総代表は、「そうは思わない」とした上で、「多くの國の共通認(rèn)識はチャイナプラスワンだ。どの國も國家戦略という點(diǎn)から考えると、あらゆる期待をどこか1つの特定の國に託してしまうのは、経営の視點(diǎn)から見るとリスクがあるが、中國は必ず選ばれる」と述べた。

宮崎氏は、「多國籍企業(yè)にとっては、どこかの地域のサプライチェーンに問題が起これば、このチェーンの製品の供給が斷たれ、別の地域で戦略的なバックアップを行うことになる。日本のメーカーなら、リスク回避のために中國ともう1つ別の國を選ぶことになる。例えばベトナム、ミャンマー、バングラデシュなどの國だ。しかし中國は不要だと言い、中國以外の國だけに頼ることは不可能だ。米國のメーカーなら中國とメキシコを選択するだろう。これが穏當(dāng)で安全な選択だからだ。しかし中國の地位が他國に完全に取って代わられることは、あまり可能性はないだろう」と述べた。

また宮崎氏は、「現(xiàn)在、グローバル経済は引き続き感染癥に苦しめられている。中國は世界の主要國の中で一番最初に新型コロナの影響から抜け出し、一番最初に回復(fù)への道を踏み出した。世界経済の発展はこれから相當(dāng)長い間、中國市場によって牽引されることになるだろう」と述べた。

花王：ポストコロナ時代、中國の消費(fèi)者にソリューションを提供する

花王株式會社広報(bào)部の吉野日和子課長は輸入博のもたらす効果を極めて高く評価し、「輸入博は市場開放を積極的に進(jìn)める中國の重要な動きを世界に示すものであり、世界的な一大イベントであり、世界各國の注目を集めている。花王は過去2回の輸入博に出展して、非常に大きな成果を得た。中國は輸入博に非常に大きな支援を與え、出展する企業(yè)もますます増えている」と述べた。

吉野氏は、「今年は新型コロナが世界で猛威を振るったが、中國は極めて力強(qiáng)い措置を通じて感染癥を効果的に抑制し、國民経済は秩序よく回復(fù)し、安定さの中で上昇した?；ㄍ酩瑢伽工肴沼孟M(fèi)財(cái)業(yè)界もこうした日々拡大する消費(fèi)ニーズと活力を感じ取っている」と述べた。

また吉野氏は、「感染癥は人々の日常の暮らしに非常に大きな影響を與え、人々は『ポストコロナ』時代の暮らしの中で衛(wèi)生により注意するようになるだろう?！亥荪攻去偿恁省粫r代の暮らしに向けて、花王は一連のソリューションを提供し、これが中國の消費(fèi)者への參考になることを期待する」と述べた。（人民網(wǎng)日本語版論説員）