中國文化?観光部(?。─?日に明らかにしたところによると、2021年の清明節(jié)(先祖を祭る中國の伝統(tǒng)的な祭日、今年は4月4日)には、全國の國內(nèi)観光客數(shù)がのべ1億200萬人に上り、比較可能なデータに基づくと前年同期比144.6%増加し、新型コロナウイルス感染癥前の同期水準の94.5%を回復(fù)したという。國內(nèi)観光収入は同228.9%増の271億6800萬元(1元は約16.8円)に達して、感染癥前の56.7%を回復(fù)した。中國新聞社が伝えた。
同部によると、國內(nèi)観光市場は今、秩序よく回復(fù)しつつある。近場旅行の占める割合が高いこと、旅行商品の価格が低いこと、観光地が入場料を減額(免除)したことなどにより、観光消費が完全に回復(fù)するにはまだしばらく時間がかかるという。
同部の説明では、清明節(jié)連休期間(4月3-5日)には、人々の間で旅行ムードが高まり、赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)の人気が上昇を続けた。伝統(tǒng)的な春の風習「踏青」を楽しむツアー、近郊に出かける近場ツアー、アグリツーリズム(農(nóng)村観光)、ドライブ旅行などのニーズが急速に高まり、中國観光研究院の調(diào)査によれば、観光客のうち57.0%が踏青?近場ツアーに參加し、32.5%が庭園めぐりや花見を體験し、ドライブ旅行の占める割合は60.0%だった。赤色観光の人気が持続的に上昇し、各地で「守護-2021年清明節(jié)に烈士を祭る」をテーマにしたPR?教育活動が開催され、観光客は次々に革命記念館を訪れて烈士をしのび、革命の伝統(tǒng)と愛國主義教育を受けた。
また市場の供給が豊富で、休日ツアーの質(zhì)が向上した。各地の文化?観光當局は十分な準備をし、市場の供給は観光客のニーズに速やかに応えた。観光地の観光客受入數(shù)、リゾートホテル?特色ある民泊施設(shè)の稼働率が感染癥前の同期の水準に近づき、一部の地域では「量も価格も上昇する」現(xiàn)象が起きた。博物館、図書館、美術(shù)館、文化館などの観光客受入數(shù)が増加し、展覧會、新劇、詩會、音楽會、舞臺劇などは徐々に元の狀態(tài)に戻ってきた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月6日