中國公民であり、華為(ファーウェイ)社の最高財務責任者(CFO)である孟晩舟氏は9月25日、中國政府のチャーター機で帰國した。これは中共中央の力強い指導の結果であり、中國政府のたゆまぬ努力の結果であり、全ての中國國民が支持に盡力した結果であり、中國國民の大きな勝利だと言えるだろう。
孟晩舟事件が中國公民を対象とし、中國のハイテク企業(yè)に対する抑圧を目的とした政治的迫害事件であることは、事実がとうに証明していた。2018年12月1日、米國の策略により、ファーウェイ社CFOの孟氏はカナダで飛行機の乗り継ぎをした際、カナダの法律になんら違反していない狀況下でカナダ當局に不當に拘禁された。米國が孟氏に対して行ったいわゆる詐欺という告発は完全に捏造されたものだ。米國とカナダは2國間の犯罪人引渡し條約を再三濫用し、法律を口実に中國公民に対する迫害という行為を弁護し、責任逃れをしてきたが、米國とカナダの言うところの法律は米國が詐欺や暴力で他人の財産や権利を取り上げ、敵対する相手を抑圧し、私利を手に入れようと図るためのツールに過ぎず、なんの公正性も正當性もないことを國際社會ははっきりと分かっている。
孟晩舟事件において、中國政府は一貫して明確な立場をとってきた。あらゆる必要な措置を講じ、中國政府は揺るぐことなく自國の公民と企業(yè)の正當で合法な権利?利益を守ってきた。孟氏の不當拘禁に関する狀況が分かった後、中國政府はいち早く厳正な申し入れを行い、厳正な立場を表明し、いち早く孟氏に領事協力を提供した。その後、中國政府はカナダ側に対して孟氏を釈放し、その正當で合法な権利?利益を適切に保障するよう強く促し続けた。そして多くの中國國民が正義を求める聲を上げた。孟氏が無事帰國できたことは、中國共産黨、14億余りの中國國民、偉大な中華人民共和國が常に中國公民の最も堅固な後ろ盾であることを十分に物語っている。
孟晩舟事件は、中國は事を起こすことはないが、事を恐れもしないことを十分に示した。中國はいかなる形式の政治的強迫と司法濫用行為も決して許さず、中國公民が他國の政治的迫害の犠牲になることも決して許さない。中國國民は正義を尊び、強暴さも畏れぬ人々であり、中華民族は強い民族的誇りと自信を持つ民族だ。中國人はこれまで一度も他國民を迫害したことも、抑圧したことも、奴隷のように使役したこともないし、いかなる外來勢力が我々を迫害することも、抑圧することも、奴隷のように使役することも決して許さない。こうしたことを企んでいるいかなる人、いかなる勢力も、中國國民は決して許さない。
孟晩舟事件の本質は、米國が中國の発展を妨げ、ひいては斷ち切ろうとしたことにある。中國が努力を払って守ったのは、一公民の権利や一企業(yè)の権利?利益だけでなく、中國國民がより良い生活をし、國が現代化を実現する権利だ。中國國民は孟晩舟事件を通じて、世界が100年間経験していない大きな変動を前にして、我々は揺るぐことなく自分たちの道を歩み、どんな困難にぶつかってもくじけることなく自國の事を行い、ハイレベルの科學技術で自立自強を成し遂げ、偉大な祖國をより強くしていくことなのだといっそうはっきり知ることとなった。
現在、中華民族の偉大な復興の実現は後戻りすることのできない歴史的プロセスへと入った。我々は、民族の復興に近づくほど順風満帆とはいかなくなることをよく知っている。我々は、常に歴史の正しい側に立ち、常に人類の進歩の側に立って、困難を恐れず試練に向き合い、風雨にも負けず前進すれば、我々の偉大な祖國の地位を揺るがすことのできる力などなく、中國の前進の歩みを阻める力などないと確信している。(編集AK)
「人民網日本語版」2021年9月26日