第17回「北京－東京フォーラム」會(huì)場(chǎng)の様子（撮影?黃玉玲）

新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、北京と東京でオフラインとオンラインを組み合わせて開催された第17回「北京－東京フォーラム」が26日、無事閉幕した。2日間で中日両國(guó)からの出席者100人近くが、両國(guó)の政治?外交、経済?貿(mào)易、安全保障、メディア、國(guó)際協(xié)力、デジタル経済について、率直かつ踏み込んだ議論や対話を行った。新型コロナ対策の常態(tài)化と世界情勢(shì)の大変動(dòng)を背景に、議論は中日二國(guó)間関係の範(fàn)疇を超え、中日関係や世界貿(mào)易など多くの分野で、実務(wù)的で建設(shè)的な意見が多く出された。中國(guó)放送網(wǎng)が伝えた。

雙方の出席者は、「中日両國(guó)は新しい時(shí)代の要請(qǐng)にふさわしい中日関係の構(gòu)築を推進(jìn)し、國(guó)際協(xié)力を堅(jiān)持し、共に困難を克服し、手を攜えて現(xiàn)在の世界的問題を解決するべきだ。2022年に中日は國(guó)交正?；?0周年を迎えるため、我々は今からしっかりと準(zhǔn)備をするべきだ。我々は、交流と対話の強(qiáng)化を通じて、中日関係改善?発展の道を探る必要がある。今年の『北京－東京フォーラム』の使命はまさにここにある」との認(rèn)識(shí)で一致。各分野ごとに具體的な共通認(rèn)識(shí)に至った。

中國(guó)外文局副局長(zhǎng)兼編集長(zhǎng)の高岸明氏は「北京コンセンサス」を読み上げた。「北京コンセンサス」は、「中日は地域の平和と繁栄を維持し、発展させるべく盡力すべきだ。これは中日國(guó)交正常化以來の両國(guó)間のコンセンサスだ。中日國(guó)交正?；?0周年を近く迎えるにあたり、このコンセンサスを中日関係の要義の一つとするとともに、グローバルな視點(diǎn)でその意味を拡充していくべきだ。中日は手を攜えて努力して、國(guó)際協(xié)力をリードして世界的問題を解決し、國(guó)際法に基づく國(guó)際秩序を維持し、共通のルールに基づく開かれた世界経済を立て直すべきだ。両國(guó)は、アジアの平和と協(xié)力的発展のために一層の努力を払うとともに、具體的行動(dòng)によって相互信頼を深め、共通利益をめぐる?yún)f(xié)力を深めていくべきだ。同時(shí)に、中日両國(guó)はしっかりと責(zé)任を果たし、各自の示したカーボンニュートラル目標(biāo)を期限通りに達(dá)成するべきだ。グリーン?低炭素を推し進(jìn)め、産業(yè)構(gòu)造の転換を加速し、非化石エネルギーの割合を大幅に高めるべきだ。中日協(xié)力を強(qiáng)化し、低炭素技術(shù)の開発に力を入れ、デジタル技術(shù)を利用して自國(guó)の二酸化炭素排出量削減を後押しすると同時(shí)に、グリーンファイナンスの発展などを通じて世界の排出量削減事業(yè)に貢獻(xiàn)すべきだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月27日