王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）は25日、第17回「北京－東京フォーラム」の開會式にテレビ會議の形式で出席し、挨拶を述べた。新華社が伝えた。

王部長は「習(xí)近平國家主席が先般、岸田文雄首相と電話會談を行い、來年の中日國交正?；?0周年を契機(jī)に、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構(gòu)築を推進(jìn)することで一致した。両國首脳の前向きなやりとりは、中日関係の新たな局面を切り開くための主旨を示し、中日関係の次の段階の発展における大きな方向性を明確にした」と指摘。

「中日國交正常化50周年を記念するうえで最も重要なのは、國交正?；纬跣膜肆ⅳ练丹?、中日間の4つの基本文書の精神を遵守し、中日友好協(xié)力という使命を受け継ぎ、両國関係発展の正しい方向をより明確かつ徹底的に把握したうえで、次の50年間の発展の展望をより斷固として力強(qiáng)く切り開いていくことだ」と強(qiáng)調(diào)し、以下の必要性を指摘した。

（1）相互信頼を再構(gòu)築し、両國関係の政治的基礎(chǔ)を固める。日本側(cè)が、急速に発展する中國をより理性的かつ客観的に受け止め、「互いに協(xié)力のパートナーであり、互いに脅威とならない」との政治的共通認(rèn)識を政策の策定に反映させ、具體的な行動に移すことを望む。

（2）協(xié)力を格上げし、より高水準(zhǔn)の互恵を?qū)g現(xiàn)する。雙方は産業(yè)協(xié)力を深め、グローバルな産業(yè)チェーンとサプライチェーンの安定を共同で維持するべきだ。また、デジタル経済協(xié)力を強(qiáng)化し、両國の経済と民生を後押しするべきだ。

（3）溝を管理?コントロールし、両國関係の安定的発展のために負(fù)擔(dān)を軽減し、障害を排除する。中日関係に溝が生じることは避けがたいが、重要なのはそれを適切に管理?コントロールして、中日関係が溝によって定義され、主導(dǎo)されることがないようにすることだ。

（4）交流を拡大し、両國の社會的環(huán)境を改善する。雙方は今年と來年の「中日文化?スポーツ交流年」、北京冬季五輪、中日國交正常化50周年を契機(jī)に、各分野で相互交流を柔軟な形で強(qiáng)化していくべきだ。

（5）協(xié)力を強(qiáng)化し、より広い視野で両國関係を捉える。アジア振興を共通目標(biāo)とし、外來の様々な妨害を排除し、地域の平和と安定の大局を維持すべく盡力し、アジアの地域協(xié)力と統(tǒng)合のプロセスを共にリードする必要がある。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月26日