習(xí)近平國家主席は21日、ドイツのショルツ首相と電話會談を行い、首相就任への祝意を改めて伝えた。新華社が伝えた。
習(xí)主席は「中國側(cè)は中獨関係を非常に重視している。近年、中獨協(xié)力は中國?EU協(xié)力をリードする存在となってきた。これは両國にとって、時代の発展の潮流に順応して行った正しい選択だ。來年、両國は國交樹立50周年を迎える。過去半世紀(jì)を振り返ると、中獨関係は十分な活力、耐久力、強靭性、潛在力を示してきた。今後の50年間を展望すると、両國は世界に目を向け、長期的視點で、開拓進(jìn)取に勵み、中獨関係の新たな発展の実現(xiàn)に努力すべきだ」と指摘し、以下の必要性を挙げた。
(1)戦略的観點に基づく両國関係の大きな方向性の把握を堅持する。雙方は相手國の発展をチャンスと捉え続け、上層部が先導(dǎo)する良き伝統(tǒng)を継続し、中獨関係発展の方向性を示し、針路を定める必要がある。
(2)実務(wù)的姿勢に基づく互恵協(xié)力の積極的推進(jìn)を堅持する。雙方は新エネルギー、グリーン及びデジタル経済など新たな協(xié)力分野を積極的に開拓し、サービス貿(mào)易の潛在的成長力を発揮させるべきだ。ドイツ企業(yè)が強みを活かして、中國の開放がもたらす新たなチャンスを捉えることを歓迎する。また、ドイツ側(cè)が中國企業(yè)のドイツにおける投資と事業(yè)展開に公平なビジネス環(huán)境を提供することを希望する。
(3)連攜して試練に対処し、グローバル?ガバナンスに新たな貢獻(xiàn)を果たす。中獨は國際問題で調(diào)整?協(xié)力を強化し、新型コロナウイルスのパンデミックとの闘い、ワクチンの公平な分配の促進(jìn)、発展途上國を始めとする世界のパンデミック後の回復(fù)、気候変動対策、貧困削減と持続可能な開発の実現(xiàn)など全人類共通の運命に関わる問題について、現(xiàn)実的で実行可能な案を見出すべきだ。
習(xí)主席は「中國とEUは広範(fàn)な戦略的認(rèn)識と共通の利益を有している。雙方は包括的な戦略的パートナーシップという位置づけを堅持し、相互尊重、互恵?ウィンウィンの原則を堅持して、中國?EU関係が常に健全かつ安定して発展するようにする必要がある。ドイツ側(cè)が引き続き中國?EU関係の安定に積極的な影響力を発揮し、中國?EU関係に安定性とプラスのエネルギーをもたらし続けることを希望する」と強調(diào)した。
ショルツ首相は「ドイツ側(cè)は相互尊重と相互信頼の精神に基づき、中國側(cè)と共に努力し、両國の包括的な戦略的パートナーシップのさらなる発展を推進(jìn)することを望んでいる。來年の獨中國交樹立50周年を契機に、新たな政府間協(xié)議をしっかりと行い、クリーンエネルギー、デジタル経済、サービス業(yè)などの分野で実務(wù)協(xié)力を強化し、建設(shè)的姿勢でEU?中國関係の発展を促進(jìn)していきたい。EU?中國投資協(xié)定の早期発効?実施を希望する。國際問題で中國側(cè)と共に多國間主義を維持していきたい」とした。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月22日