2021年の年末、夕方のラッシュ時(shí)間帯に、人民網(wǎng)の「新青年」コーナーの取材班は、地下鉄の乗客たちに聲をかけ、アポなし取材を敢行。3組の若者が私たちの取材に応じ、都市で暮らす彼らが仕事の後にどんな風(fēng)に過(guò)ごしているのかをシェアしてくれた。
「今の生活にとても満足している」
大屯路東駅は北京地下鉄5號(hào)線と北京地下鉄15號(hào)線の乗換駅で、北京市朝陽(yáng)區(qū)の北苑路と大屯路が交差する場(chǎng)所にある。王子檀さんはほぼ毎日、仕事が終わるとここで王振娟さんと待ち合わせし、一緒に帰宅する。
王振娟さん(26)は河北省邯鄲市の出身。2018年に四年制大學(xué)への編入試験に失敗した後、北京にやって來(lái)た。2020年には、戀人の王子檀さんも北京に來(lái)て、一緒に暮らしている。
常に茫漠としている大部分の若者と違って、王振娟さんは北京にずっといると心に決めている?!甘耸陇撬饯匾趣丹欷皮い毪韦扦悉胜⑺饯耸陇虮匾趣筏皮い?。仕事をすることで自分を充実させていきたい」と王振娟さんは言う。そして、「それに、いい関係を築ける同僚たちとも出會(huì)った。仕事の內(nèi)容も好きだし、給料も自分の田舎より高い」と付け加えた。
「自分が成長(zhǎng)できる空間がほしい」
地下鉄の団結(jié)湖駅には多くの人が行き來(lái)する。夕方のラッシュ時(shí)間帯にこの駅で下車する人は、その多くがこの都市で一番賑わう商業(yè)エリアへと向かっていく。Aprilさんもこの駅で下車した人の一人だ。
小さい頃から深センで育ったAprilさんは北京に來(lái)てもうすぐ1年半。故郷を懐かしく思ってはいるが、北京には彼女を引き付けてやまない點(diǎn)が2つある。1つは文化やアートの雰囲気、もう1つは一人でいられる空間だ。Aprilさんは言う?!缸苑证砷L(zhǎng)できるための時(shí)間と自分の空間が必要なんだと思う。一人でいることが好き。普段仕事が終わると一人で本屋に行ったり、映畫を見たり、ジムに行ったりする」。
「音楽が分かる人のために演奏したい」
夜7時(shí)ごろ、呼家樓駅でベースを擔(dān)ぎ、急ぎ足で下車してきた小豪さんは、ここで乗り換えて鼓樓大街駅に向かおうとしていた。湖北省武漢市出身の小豪さんは、北京に來(lái)てすでに9年?,F(xiàn)在は友人と鼓樓でバーを経営している。そしてベーシストでもある。
2021年、小豪さんはアルバムを2枚制作し、80回以上もライブをこなした?!弗啸螗丧蕙螭摔献<廊栅胜螭皮胜ぁW<廊栅长渐楗ぅ证违隶悭螗?。人が多いからね!」と言う小豪さんは、「自分が何をやっているかは分かっている。別に苦労なんてないよ」と語(yǔ)った。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月31日