新型コロナ予防用のマスクは見かけよりも予防効果を重視すべし！

人民網(wǎng)日本語版　2022年04月21日08:49

新型コロナウイルス感染拡大期間中、外出の際はマスクが必需品となっている。市場ではバラエティーに富んだタイプのマスクが販売されおり、花柄や模様がプリントされたマスクから、日焼け防止効果を謳っているマスクもある。では、こうしたマスクでも感染予防効果を備えているのだろうか？そして予防効果の高いマスクはどのように選べばいいのだろう？中央テレビニュースが報(bào)じた。

新型コロナ予防向きではないマスクとは？

市場でよく見かけるマスクのタイプには、日焼け防止?防寒系、ファッション系、醫(yī)療用系、工業(yè)用系などがある。そのうち、日焼け防止?防寒系とファッション系マスクは、新型コロナウイルス感染予防としての著用はおすすめできない。その理由は以下の通りだ。

日焼け防止?防寒系マスク

アイスシルク製の日焼け防止マスクや秋から冬にかけて著用する防寒マスクは、透過率が高く、ウイルスをブロックすることができない。

ファッション系マスク

まず、この類のマスクは、見た目は醫(yī)療用サージカルマスクとよく似ているものの、ウイルスを十分にブロックすることができず、一部が通り抜けて侵入してしまう可能性がある。また、この類のマスクは往々にして、油性のカラーインクでプリントされている。色落ちしやすい狀態(tài)のマスクの場合、肌が刺激を受け、アレルギー反応を起こす可能性もある。その他、マスクに発がん性がある芳香族アミンを含む染料が使われている場合、健康に影響を及ぼす可能性がある。

ウイルスブロック効果の高いマスクとは？

中國の國家基準(zhǔn)をクリアしているN95マスク、醫(yī)療用サージカルマスク、使い捨てタイプの醫(yī)療用マスクなどは、ウイルスブロック効果が高く、新型コロナ予防に向いている。

N95マスク

醫(yī)療用N95マスクは、微粒子をブロックする効果が高く、加えて液體飛沫の侵入を防ぐ層があるため、特に醫(yī)師が患者に気管チューブを通す時(shí)などに、効果的にウイルスの侵入をブロックすることができる。

ただ、N95シリーズのマスク（N99、95、90）のブロック効果は最強(qiáng)であるものの、通気性が悪いため、長時(shí)間著用していると、息苦しくなってくるため、感染リスクの高いシーンなどで活動(dòng)する必要のある健康な人が著用するのに向いている。

市場では、工業(yè)用の防塵系マスクを醫(yī)療用N95として販売している店があるため、その2種類を混同している人も多い。工業(yè)用防塵系マスクの認(rèn)証番號(hào)はKN90、KN95、KN100、 KP90、KP95、KP100などであることを覚えておこう。