山西省考古研究院が7日、考古學(xué)上の新発見を発表。それによると、現(xiàn)地の考古學(xué)者が、同省襄汾県陶寺北古墳に埋葬されている春秋時(shí)代(紀(jì)元前770‐紀(jì)元前221年)後期の女性貴族を発見した。女性は妊娠しており、考古學(xué)者は、當(dāng)時(shí)の大夫(領(lǐng)地を持った貴族)の妻ではないかとみている。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
古墳は山西省臨汾市襄汾県陶寺村の北部に位置し、盜掘がきっかけで発見された。今回発見された古墳の入り口の長さは6.5メートル、幅は5.4メートル、深さは9.8メートル。木製の葬具も発見されたが既に腐っていたという。被葬者は30代の女性で、腹部には胎児の頭蓋骨があり、胎齢は8ヶ月と推定されている。墓からは各種器物134點(diǎn)(セット)も出土した。うち、最も多いのは銅製品で、他にも鉛や玉、骨、陶土などで作られた器物があった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月8日