文化?観光部(?。━签`タセンター(中國観光研究院)の試算によると、2022年の端午節(jié)(端午の節(jié)句、今年は6月3日)連休には、全國の國內(nèi)観光客數(shù)が前年同期比10.7%減の延べ7961萬人となり、比較可能なデータで計算すると、19年同期の水準(zhǔn)の86.8%を回復(fù)した。國內(nèi)観光収入は同12.2%減の258億2千萬元で、同水準(zhǔn)の65.6%を回復(fù)した。中國新聞社が伝えた。
清明節(jié)(先祖を祭る中國の伝統(tǒng)的な祭日、今年は4月5日)連休および「メーデー」(5月1日)連休には、観光客居住都市に限り観光市場が盛況だったのと異なり、端午節(jié)連休期間には、雲(yún)南省、貴州省、海南省、吉林省、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)など中?長距離の目的地の観光市場が明らかに回復(fù)し好調(diào)だった。
新型コロナウイルス感染癥の影響により、消費者が旅行を決定するまでのサイクルと旅行の移動距離が短くなり、短時間、近距離、高頻度を特徴とする「ライト旅行」、「ミクロレジャー」、「ホテルで過ごす」スタイルが人気を集めるようになった。一線都市と二線都市の近郊にあるレジャー型ホテル、質(zhì)の高い農(nóng)村民泊施設(shè)、テーマパーク周辺のホテルは予約が取りにくくなり、端午節(jié)連休には、端午節(jié)の民俗風(fēng)習(xí)體験、農(nóng)業(yè)?収穫體験、キャンプ?アウトドアクッキング、ラフティング?暑さしのぎが4大人気テーマになった。上海市民の間ではリラックスしたい、レジャーを楽しみたいというニーズが旺盛で、北京では郊外に出かける観光商品の予約が爆発的に伸びた。
今年は「國際子供の日」(6月1日)のすぐ後に端午節(jié)連休がやって來たことから、親子旅行が市場の注目點の1つになり、親子やファミリーをテーマにした特色あるファームステイ、民泊施設(shè)、美術(shù)館、博物館などが大人気となり、北京と上海の歓楽谷などの観光地が再開されると、親子旅行を楽しむ多くのファミリーが訪れた。
キャンプ商品の人気も高く、上海牛路野営海灣森林公園のキャンプ地は6月2日にオンラインプラットフォームで予約が始まると、半日足らずで翌3日の宿泊キャンプの予約枠がすべて埋まった。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月6日