中國(guó)の王毅國(guó)務(wù)委員兼外交部長(zhǎng)（外相）は15日、シリアのミクダード外相とテレビ會(huì)議の形式で會(huì)談を行った。中國(guó)新聞社が伝えた。

王部長(zhǎng)は「中國(guó)はシリアと共に両國(guó)首脳間の重要な共通認(rèn)識(shí)をしっかりと実行に移し、中國(guó)?シリア関係の持続的で安定した健全な発展を推進(jìn)することを望んでおり、引き続きシリアの主権と獨(dú)立、領(lǐng)土的一體性、民族の尊厳の維持を支持し、シリアと近隣諸國(guó)との関係改善を支持していく。シリアの平和?安定の早期回復(fù)、アラブ連盟への早期復(fù)帰を願(yuàn)っている」と表明した。

ミクダード外相は「シリアは中國(guó)が主権と領(lǐng)土的一體性を守ることを斷固として支持し、中國(guó)の內(nèi)政への外部勢(shì)力の干渉に斷固として反対する。中國(guó)は一貫して理性的かつ公正な立場(chǎng)を堅(jiān)持し、中小國(guó)の共同発展を手助けし、世界の多極化と人類(lèi)の発展?進(jìn)歩の促進(jìn)に積極的な役割を果たしてきた。シリアは中國(guó)との協(xié)調(diào)を強(qiáng)化し、多國(guó)間主義を斷固として支持して、世界が覇権主義や強(qiáng)権主義から遠(yuǎn)ざかり、平和?安全?安定を共に享受できるようにすることを望んでいる」と表明した。

王部長(zhǎng)は「世界の覇権主義を減らし、協(xié)力を増やし、一方的行為を減らし、多國(guó)間主義を増やし、もう戦爭(zhēng)をすることなく、恒久的平和のみがあるようにすべきだ。中國(guó)は、中東の人々が自主獨(dú)立的に発展の道を探り、中東諸國(guó)が団結(jié)と自己改善を通じて地域の安全保障問(wèn)題をうまく解決することを斷固として支持する。米國(guó)などは覇権行為を改めるべきであり、事あるごとに批判や指図をし、中東問(wèn)題に干渉し、自らの基準(zhǔn)に基づきこの地域を改造しようとしてはならない。地域諸國(guó)の主権を真に尊重し、地域の人々のニーズに真に立って、地域の平和的発展に資することをすべきだ」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年7月18日