カタールの首都ドーハにあるアルホールパンダ館でジャイアントパンダを見る人々(10月19日撮影)。
中國から専用機で出発した2頭のジャイアントパンダ「京京(ジンジン)」と「四海(スーハイ)」が19日明け方、カタールの首都ドーハに到著し、そのままドーハでの新居となるアルホールパンダ館に「入居」した。これで、今年開催が予定されている FIFAワールドカップカタール2022を観戦しに來たサッカーファンたちは、サッカーだけでなく中國のジャイアントパンダを見る機會もできそうだ。新華社が伝えた。
カタールの首都ドーハにあるアルホールパンダ館の外観(10月19日撮影)。
カタールでは「京京」と「四?!工诵陇郡衰ⅴ楗鹰⒄Zの名前「スハイル」と「ソラヤ」をプレゼントすることで、この中國からやってきたジャイアントパンダへの歓迎を示している。
カタールの首都ドーハにあるアルホールパンダ館に到著したジャイアントパンダ(10月19日撮影)。
カタール市政部公園管理部門の責(zé)任者モハメド?クーリー氏は取材に対し、「スハイルとソラヤはアラビアの伝統(tǒng)文化において、天に輝く2つの星の名で、吉祥や崇高、無限の価値を意味している。FIFAワールドカップカタール2022観戦にカタールを訪れるサッカーファンたちは、中國のジャイアントパンダを目にすることができる幸運に恵まれるだろう」とした。
カタールの首都ドーハにあるアルホールパンダ館の中を歩き回るジャイアントパンダ(10月19日撮影)。
またクーリー氏は、カタール側(cè)のスタッフは中國の専門家たちと共に、砂漠気候におけるジャイアントパンダの保護研究協(xié)力を展開する計畫であることも明らかにした。
カタールの首都ドーハにあるアルホールパンダ館で撮影されたジャイアントパンダ(10月19日撮影)。
周剣駐カタール中國大使はアルホールパンダ館で行われた歓迎式典で挨拶を行い、中國とカタールの間で展開されるジャイアントパンダ保護研究協(xié)力は中東エリアで初のジャイアントパンダ協(xié)力研究プロジェクトになるとし、中國とカタールの関係が新たな高みに達したことを示しているとした。
カタールの首都ドーハにあるアルホールパンダ館でジャイアントパンダをスマホで撮影する男性(10月19日撮影)。
ジャイアントパンダ保護研究における國際協(xié)力をさらに促進させるため、中國とカタールの両國は、絶滅危懼種と生物多様性の保護を推し進め、2020年5月にはジャイアントパンダ保護研究合作協(xié)議が両國の間で取り交わされた。
両國の協(xié)議に基づき、ジャイアントパンダ2頭はカタールで15年間飼育されることになっている。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年10月20日