秋の実りの季節(jié)を迎え、陝西省北部のリンゴは真っ赤に色づいていた。
習(xí)近平総書記は10月26日、陝西省延安市安塞區(qū)高橋鎮(zhèn)南溝村の果樹園を訪ねた。習(xí)総書記は人々と親しく交流し、真っ赤に色づいた大きなリンゴを1つ摘み取り、「農(nóng)民のみなさんの暮らしは良くなったが、これからも努力して前へと進み、生活をもっと素晴らしくしていく必要がある」と語った。
南溝村の果樹園で、今年の収穫から栽培技術(shù)、摘み取り方法、品種の質(zhì)、販売価格、さらには村民の収入やいかにして他の産業(yè)を発展させるかに至るまで、習(xí)総書記は細かく尋ね、農(nóng)民たちはそれらの問いに実直に答えた?!弗昆啶谓ㄔO(shè)やドリップ灌漑、入念な管理のおかげで、用水や灌漑の問題が効果的に解決された」とする農(nóng)民たちに、習(xí)総書記は「それがまさに農(nóng)業(yè)現(xiàn)代化だ。みなさんは最適な産業(yè)発展の方向性を見つけた」と稱賛した。
農(nóng)業(yè)現(xiàn)代化という「金の天秤棒」を、習(xí)総書記は常に心に留めてきた。
2020年に全國両會(全國人民代表大會?中國人民政治協(xié)商會議)が開催された頃は、ちょうど貧困脫卻の難関攻略に勝利するための最後の正念場にあたっていた。この両會の期間中、習(xí)総書記は陝西省の農(nóng)村で人民公社の生産隊に入隊していた當(dāng)時のエピソードを語った。當(dāng)時、習(xí)総書記が農(nóng)民たちに「どんな暮らしが一番幸福な生活だと思うか」と聞いたところ、農(nóng)民たちはさんざん考えてから、最大の願いは「將來、金の天秤棒をかついで仕事をする」ことだと答えたという。習(xí)総書記はこのことを振り返り、「この『金の天秤棒』は、農(nóng)業(yè)の現(xiàn)代化のことだと私は理解した」と語った。
リンゴが最初に延安の地に根付いた時期は、中共中央の延安時代(1935-1948)まで遡る。革命の時代に植えられた小さなリンゴの苗木は、今ではすでに新時代の「金の天秤棒」となって幸福な生活をもたらした。山いっぱいに実る真っ赤なリンゴは、まさに當(dāng)時の農(nóng)民たちの願いに対する最良の答えとなった。
「中國共産黨は人民の黨であり、人民のために奉仕する黨だ。中國共産黨は大衆(zhòng)のために仕事をし、大衆(zhòng)の事にしっかりと取り組む」。習(xí)総書記の言葉は力強く響いた。
2012年の中國共産黨第18回全國代表大會(第18回黨大會)以來、習(xí)総書記は何度も農(nóng)村を視察し、江蘇省から海南省、さらには河南省へと、農(nóng)業(yè)の生産現(xiàn)場をめぐって人々の暮らしぶりを気にかけてきた。その足跡は、「大衆(zhòng)の事にしっかりと取り組む」という思いと、中國共産黨の初心と使命を裏付けている。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月8日