塩?アルカリ耐性大豆の新品種、1ムー當(dāng)たり生産量が最大306kgに
中國(guó)科學(xué)院遺伝?発育生物學(xué)研究所によると、塩?アルカリ耐性大豆の新品種「科豆35」の実際収穫?生産量測(cè)定現(xiàn)場(chǎng)ミーティングが8日、山東省東営市で行われた。生産量測(cè)定専門家チームは実地調(diào)査により、2ヶ所のモデル農(nóng)地の実際収穫?生産量測(cè)定を行った。コンバインによる?yún)Х偂⒅亓繙y(cè)定、水分検査など一連の生産量測(cè)定の手続きを経て、最終的に次のように結(jié)論付けた。1番農(nóng)地の実際収穫面積は13.99ムー(1ムーは約6.7アール)、実際収穫の1ムー當(dāng)たり生産量は277.39kg。2番農(nóng)地の実際収穫面積は3.43ムー、実際収穫の1ムー當(dāng)たり生産量は306.52kg??萍既?qǐng)?bào)が伝えた。
専門家チームは、「『科豆35』は塩耐性と生産量が高いという特徴を持ち、塩?アルカリ耐性大豆性品種育成による塩類アルカリ土壌総合利用におけるサポートの重要で畫期的な成果であり、環(huán)渤海の塩類アルカリ土壌での実証実験の拡大と審査?推進(jìn)の拡大を提案する」との見方で一致した。
中國(guó)の大豆輸入量はここ數(shù)年9000萬トン以上で推移し、輸入への依存度が85%にも達(dá)している。同研究所の田志喜氏は、「大豆の栽培面積拡大は、中國(guó)の大豆生産量を向上させる効果的な手段だ。しかし既存の耕地の上で、主要食糧作物の栽培を減らし大豆の栽培面積を増やすのは、人が多く土地が少ないという中國(guó)の実際の國(guó)情に合わない」と指摘した。
田氏はさらに、「18億ムーの他にも中國(guó)には11億7000萬ムーの限界耕作地があり、これには5億ムー前後の塩類アルカリ土壌が含まれる。農(nóng)業(yè)利用の見通しのある塩類アルカリ土壌の総面積は1億8500萬ムーに達(dá)する。これらの塩類アルカリ土壌の効果的な開発と利用は、中國(guó)の大豆の生産能力を高める重要な新方向だ」と述べた。
塩耐性大豆の新品種を育成し、中國(guó)のそれまで専門的な塩耐性大豆がなかったという問題を解決するため、田氏の研究チームは2017年より山東省東営市の黃河河口の典型的な塩類アルカリ土壌で、完全に自然の雨を使用することで実証栽培を行い、高強(qiáng)度塩耐性スクリーニング及びプロット試験を行った。
田氏は、「1萬6000點(diǎn)以上の大豆遺伝資源材料の中から70數(shù)點(diǎn)の塩耐性新遺伝資源を選ぶとともに、特に優(yōu)れている25點(diǎn)を基礎(chǔ)とし科豆35を生み出した。この成果は中國(guó)の大豆自給率の向上、中國(guó)の塩類アルカリ土地資源の有効活用の加速に力強(qiáng)い科學(xué)技術(shù)のサポートを提供している。これは中國(guó)の食糧安全保障と農(nóng)業(yè)の持続可能な開発に対して重要な意義がある」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月10日
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