インドネシア人留學生「生まれ故郷のジャカルタに高速鉄道ができて誇らしい」
上海外國語大學に留學中の王秀玲さん(撮影?張亨偉)。
高速列車に乗った時の感想について質(zhì)問すると、インドネシア人留學生のAnggun Mulia Fortunataさん(中國語名は「王秀玲」さん、以下、「王さん」)は、「周辺の東南アジア諸國の中では、最初に高速鉄道が敷設(shè)されて本當に誇らしかった」と話してくれた。中國新聞網(wǎng)が報じた。
小柄な王さんは穏やかな話し方が特徴で、上海に留學して6年になり、中國語を流暢に話せるようになっている。
王さんが話す高速鉄道とは、今年10月17日に正式に開通したインドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州の州都バンドンを結(jié)ぶジャカルタ-バンドン高速鉄道のことで、中國とインドが連攜して建設(shè)した。開通後、多くの人が利用しており、人気を集めている。
王さんは、「私の生まれ故郷であるジャカルタは、人口が密集しているため、私たちにとってバンドンが心を癒すことのできる都市。週末になると、ジャカルタの人たちは朝早く起きて、タクシーに乗ったり、自分で車を運転したりして、バンドンに行って過ごす。普段、両都市間をつなぐ道は渋滯が常態(tài)化していており、混んでいなかったとしても車で3時間半はかかる。ジャカルタ-バンドン高速鉄道が開通して、所要時間が大幅に短縮し、46分で行けるようになった。友達がとても便利だと話していた」と話す。
「初めて高速列車に乗ったのは2018年」という王さんは、「中國にこんなに先進的で、ハイレベルの鉄道システムがあるとは予想外だった。それに、実際に列車に乗ってみて、あんなに快適だとは思ってもみなかった」と、當時の驚きを語った。そして、今は生まれ故郷でも初の高速鉄道が開通し、「以前中國に留學していた友達もジャカルタ-バンドン高速鉄道にもう乗ったらしく、『中國の高速列車と同じで、とても早く、快適で、高級感があった』と言っていた。バンドンに新しい交通機関ができたので、休みになって帰國したら、絶対に乗ってみたい」と期待を膨らませている。
中國に來たばかりの頃、王さんは、工學系の専門知識を?qū)Wぶことが主な目的だったものの、上海の大學の學部で4年間學んでいるうちに、中國に少しずつ興味を持つようになり、「中國の発展や中國のいろんな面に興味を持つようになっていることに気づいた。そのため大學院に進學する時、工學系以外の學科を選ぼうと思い、最終的に中國學にした」と話す。
中國學でどんなことを?qū)Wんでいるかについて、王さんは、「中國の外交や政治、法律のほか、中國の歴史や文化など、中國學では非常に幅広い知識を?qū)Wぶことができる。中國學を通して、私は中國についてもっと深く知ることができると言える。中國の博物館めぐりをするのが特に好きで、中國學を通して、中國の古代の歴史に觸れることもできる」としている。
また、卒業(yè)後の計畫について、「まず上海で仕事を探してみたい。上海で仕事の経験を積み、帰國後にその経験を活かして、生まれ故郷の発展に貢獻したい」とした。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月6日
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