米國籍の華人?魯照寧氏の文化財?史料寄贈式が5月28日、江蘇省南京市の抗日航空烈士紀念館で開催された。魯氏の同館への寄贈は今回で5回目となる。中國新聞網(wǎng)が報じた。

南京抗日航空烈士紀念館に文化財?史料を寄贈した米國籍の華人?魯照寧氏（5月28日撮影?泱波）。

今回寄贈されたのは中國の抗日戦爭に関する紙媒體の文獻、書籍、雑誌、CD、衣類など16點(セット)。これらの史料はさまざまな角度から中國と米國の空軍が協(xié)力して作戦を?qū)g行した歴史を記録している。

魯照寧氏が寄贈した文化財?史料（撮影?泱波）。

1964年に南京市で生まれた魯氏は、中學校卒業(yè)前に家族と一緒に米國へ移住した。そんな魯氏は幼い頃、家族から中國侵略日本軍が1937年に南京で大虐殺を行ったことを聞き、米國に移住後、現(xiàn)地の中國語の新聞や雑誌のほか、米國籍の華僑作家?張純?nèi)绀丹螭斡⒄Zの著作「THE RAPE OF NANKING」を読み、痛ましく思う気持ちを抱き続けてきた。そして、2003年、一般見學者として中國侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞紀念館を見學した時に、心を大きく揺さぶられ、それからの約20年、何度も南京を訪問し、さまざまな紀念館に自身が海外で集めた史料を寄贈してきた?，F(xiàn)在までにその數(shù)はすでに2000點(セット)以上に達している。

魯氏は「今年定年退職の手続きをした。今後は史料の研究と収集にもっと多くの時間を當てたい」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月31日