本格的な夏が到來(lái)し、沒(méi)入型體験の「シティウォーク」を楽しむ際、今年はジェラートを手にした寫(xiě)真をソーシャルメディアにアップするというのが流行りになっている。その際には中國(guó)で最近バズっているフレーズを使って、「ジェラートを一口食べるのは、city不city？（cityかどうか？の意、「不」の読み方は?bu?）」と書(shū)き込んでもいいかもしれない。

イタリア発祥のジェラートが昨年から、中國(guó)でアイスクリームにとって代わるほどの人気ぶりとなり、アイスクリーム市場(chǎng)における「スターの座」へと一気に駆け上がっている。

「ジェラート」はイタリア語(yǔ)で「凍った」という意味を持つ氷菓で、フルーツやナッツ、牛乳などを混ぜて、凍らせて作る。原料に含まれている水以外に、水を加えることはないため、濃厚でなめらかな口當(dāng)たりになる。そして、賞味期限も短く、當(dāng)然、値段も高めになる。イタリアにおいて、ジェラートはロマンチックなアートであり、映畫(huà)「ローマの休日」では、イタリアに行ったら必ず食べたいスイーツの代表として描かれていた。

そして中國(guó)において、ジェラートは少なくとも30年以上の歴史がある。メディアの報(bào)道によると、1990年代、ジェラートは、5つ星ホテルや大型の高級(jí)デパートに登場(chǎng)した。あるグルメ通は、「上海では2000年にジェラート専門(mén)店がオープンした。米國(guó)のアイスクリームの大手ブランド?ハーゲンダッツが中國(guó)に進(jìn)出した4年後のことだった」と振り返る。

オーガニックジェラート専門(mén)店帝娜朵拉（GELATO NATURALE）の運(yùn)営責(zé)任者?陳強(qiáng)氏は、「ヘルシーとナチュラルが、ここ數(shù)年主流となっているトピックで、これはジェラートの時(shí)代が到來(lái)したと斷言できる。特に今年は、中國(guó)でそれが非常に際立っている。昨年10月から今に至るまでの間に、當(dāng)社は新たに約10店舗を開(kāi)設(shè)した。2013年に、広州に1號(hào)店を設(shè)置して以來(lái)、中國(guó)國(guó)內(nèi)外の店舗は150店舗以上に達(dá)しており、うち100店舗以上が國(guó)內(nèi)にある」と説明する。また、アイスクリーム専門(mén)店「野人先生」の共同創(chuàng)業(yè)者?姜博氏は、「同社の主なターゲットは子供連れと一部の若者で、素晴らしい生活を楽しむレクリエーションとして購(gòu)入されることがほとんどだ。多くの人は、美味しいものは食べたいが、太るのは嫌という思いからジェラートを選んでいる」としている。消費(fèi)者の間で、ジェラートは、コーヒーのような必需品となることはないかもしれないが、多くの消費(fèi)者にとって、「夏のシティーライフに添える花」のような存在になっていると言えるだろう。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年7月2日