北京の水辺に広がるまるで「白鳥の湖」のような光景
北京市郊外にある密雲(yún)ダムの上流を流れる川?清水河で、オオハクチョウが戯れたり、羽根を広げて飛び回る「白鳥の湖」のような光景(撮影? 李婕)。
渡り鳥が移動するシーズンを迎え、北京市郊外の密雲(yún)ダムの上流にある清水河ではこのところ、數(shù)十羽のオオハクチョウが越冬のため、飛來している。
オオハクチョウをメインとする渡り鳥の「先頭部隊(duì)」が最近、密雲(yún)ダムの流域に次々と飛來し、渡り鳥の季節(jié)を迎えている。
清水河に足を運(yùn)ぶと、川幅の比較的広い場所で、オオハクチョウの群れが餌を食べたり、戯れたり、休んだりしていた。そしてその周りには他の水鳥の姿も見られ、美しい景色が広がっていた。
鳥の寫真を撮影するのが好きというある寫真愛好家は、「毎年、ここでハクチョウを撮影している。以前は警戒心が強(qiáng)く、人が近づくとすぐに遠(yuǎn)くへ飛んで行ってしまったが、今年は、水位が高く、川幅が広くなったため、あまり人を怖がらなくなっている」と話していた。
密雲(yún)ダム管理処の水生態(tài)管理?保護(hù)職員によると、2017年に初めて清水河にオオハクチョウが飛來したのが確認(rèn)されてからは、毎年初冬になると、「家族単位」でハクチョウが飛來しているとし、十?dāng)?shù)日ほど滯在した後、長江以南に向かって飛び立つのだという。
世界には渡り鳥の主要なフライウェイが8ルートあり、そのうちの3ルートは中國を通過する。北京は、東アジア—オーストラリア地域フライウェイに屬し、毎年春と秋になると、渡り鳥の群れが北京の上空を通過する。密雲(yún)ダムは水草が豊富で、魚やエビもたくさん生息し、人里離れて靜かな場所であるため、近年は、渡り鳥が移動途中の「中継地」として、毎年飛來するようになっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2024年11月18日
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