水道や電気の管理の仕事をしている襄陽市樊城區(qū)の江林さん(40)は、工事の廃材を使った「排水管ステレオ」の製作でちょっとした有名人になっている。江さんはこうした自製のステレオをすでに30臺以上作っている。ステレオの左右両端のスピーカーだけは市販されたものだが、ほかの材料はすべて自分で集めてきた。電子回路は自分で溶接し、排水管は工事で余ったもの。ステレオのコストはわずか30元だという。江さんは中國の古典音楽が好きで、暇な時にはこのステレオで曲を聴き、リラックスしている。
江さんが利用している材料は排水管だけではない。最もよく作るのは木製のステレオ。ガラスや大理石の床板などを使ってステレオを作ったこともある。
江さんは小さい頃から電気製品に興味があり、家で新しい家電を買うたびに分解してしまい、家族に怒られていた。だが江さんはいつも自信を持って、「自分で分解したものなら組み立てられる」と言ったという。
中學卒業(yè)後、江さんが進學する機會はなかった。だが専門教育は受けていなくても、自分で電子技術に関する知識を?qū)Wび、暇さえあれば本を使って學習した。これまでは調(diào)音や照明、無線や水道、電気のメンテナンスなどの仕事をしてきた。江さんの電子技術に対する精通ぶりは、専門學校を卒業(yè)してきた同僚らにも一目置かれるほどで、みんなは江さんのことを、獨學で天下に打って出た「遊撃隊」と呼んでいる。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月26日
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