日本政府は24日、2014年度予算案を閣議決定した。総額は95兆円で過去最大。防衛(wèi)費(fèi)は前年度比1310億円増の4兆8848億円で2年連続の増加となった。

　日本は釣魚島（日本名?尖閣諸島）問題を念頭に、今後5年間の「中期防衛(wèi)力整備計(jì)畫」で打ち出した離島防衛(wèi)方針に基づき、水陸両用車2両の購入費(fèi)として17億円、米軍の新型輸送機(jī)「オスプレイ」導(dǎo)入に向けた調(diào)査費(fèi)として1億円を予算案に盛り込んだ。

■海上保安庁の定員が過去最多に

　防衛(wèi)費(fèi)以外に、國土交通省の外局である海上保安庁の予算も前年度比95億円増の1834億円に達(dá)した。確認(rèn)できる範(fàn)囲で過去3番目の規(guī)模であり、うち262億円は巡視船の新たな建造や改修に用いられる。13年度予算では定員を300人増やしたが、14年度予算では100人増やす計(jì)畫だ。これにより2015年3月には定員1萬3028人となり、1948年の発足以來最多となる。

　小野寺五典防衛(wèi)相は24日、今月17日決定の防衛(wèi)計(jì)畫の大綱に基づき、離島防衛(wèi)や警戒監(jiān)視の強(qiáng)化に向けた新體制を構(gòu)築するよう防衛(wèi)省幹部に指示した。防衛(wèi)省は武田良太副大臣を委員長とする「統(tǒng)合機(jī)動(dòng)防衛(wèi)力構(gòu)築委員會(huì)」を新設(shè)し、來年6月前後に報(bào)告書をまとめる計(jì)畫だ。小野寺防衛(wèi)相は、陸海空の自衛(wèi)隊(duì)の一元化運(yùn)用によって「シームレスかつ臨機(jī)応変で機(jī)動(dòng)的な防衛(wèi)力を構(gòu)築する」と表明した。