北京市環(huán)境保護局によると、暖房を利用する冬季に入った後も、北京の大気の質(zhì)は全體的に良好な狀態(tài)が続いており、前年同期に比べ、四大汚染物質(zhì)の濃度は約25％低下、重大汚染日の日數(shù)は50％減少したという。専門家は、「『大気清浄行動計畫』の年度計畫が効果を見せはじめ、また、6省區(qū)市が共同で取り組んでいる石炭使用削減計畫が極めて順調(diào)に進んでいることが伺える」との見方を示した。人民日報海外版が報じた。

　北京市環(huán)境保護モニタリングセンターの統(tǒng)計データによると、11月16日から12月15日まで、北京の大気汚染物質(zhì)の種類別平均濃度（1立方メートルあたり、単位マイクログラム）はそれぞれ、二酸化硫黃（SO2）が28.5、二酸化窒素（NO2）が51.2、浮遊粒子狀物質(zhì)（PM10）が83.2、微小粒子狀物質(zhì)（PM2.5）が65.6で、前年同期比の減少幅は平均25％。年間を通して見た場合、今年のPM2.5の年平均濃度は1立方メートルあたり89.5―90マイクログラムに抑えられる見通し。

　北京市は今年、「大気清浄行動計畫」を発表、重點任務(wù)を24項目に細分化して著実に実行してきた?，F(xiàn)時點で、「クリーンエネルギー車への転換」「石炭利用の抑制」「排出削減」「粒子狀物質(zhì)の削減」といった今年度の任務(wù)は全て完了した。北京は來年、大気汚染の改善にいっそう力を入れる計畫で、「大気中のPM2.5 濃度を約5％下げる」ことを初期目標に定めた。「北京市大気汚染防止條例（草案稿）」はすでに市人民代表大會常務(wù)委員會の第三審を通過しており、來年1月の市人民代表大會で正式に審議?採択される見通し。市政府が立法化することで、大気汚染改善措置の強制力?拘束力を高めることを狙っている。（編集KM）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年12月23日