余命半年のがん患者、免疫細胞BAK療法で14年間生存 日本
「長くてもあと半年が関の山だろう」-----。肺がんが末期(第4期)一歩手前の第3期まで進行していた後藤隆道さんは1998年、醫(yī)者から「余命半年」を宣告された。しかし14年経ったいま、76歳の後藤さんは死ぬどころか、しょっちゅう舊友を誘ってゴルフに出かけるほど元気だ。「免疫細胞BAK療法が死に神の手から私を救い出してくれた」と後藤さんは話す。
免疫細胞BAK療法は、本當にそれほど神がかったものなのか。ほかの免疫細胞療法と比べ、何が優(yōu)れているのか。副作用はないのか。こうした疑問を胸に、記者はこのほど仙臺市(宮城県)を取材に訪れた。
▽末期のがん患者 BAK療法で平均45カ月延命
免疫細胞BAK療法とは?考案者の東北福祉大學(xué)教授?海老名卓三郎博士によると、手術(shù)、放射線治療、化學(xué)療法に続く、がん治療における第4の生物療法という。具體的な治療法は、患者から採血し、免疫細胞を取り出して実験室で培養(yǎng)、がん細胞を狙って攻撃する能力を持つ免疫細胞を大量に増殖させ、患者の體內(nèi)に戻すというもの。免疫細胞にがん細胞を食べさせて、有効的にがん細胞を減らし、がんを治癒する。
免疫細胞BAK療法による治療では、全體の76%で効果が表れた。以前、海老名教授の研究グループが65人のがん患者を追跡調(diào)査したところ、免疫細胞BAK療法を受けたあと、完治あるいは部分的に治癒した人は14%(6人)、6カ月以上がん面積が不変だったのは62%(26人)、不変または悪化が24%(10人)だった。