日本の內(nèi)閣は14日、2015年度予算案を了承した。防衛(wèi)費(fèi)は前年度比2％増加した。安倍內(nèi)閣発足後、防衛(wèi)費(fèi)は3年連続で増加し、過去最高となった。日本メディアは「2015年度防衛(wèi)費(fèi)の増加によって、防衛(wèi)費(fèi)の際限なき膨張がはっきりと示された。安倍政権は消費(fèi)稅を増稅し、社會保障費(fèi)を削減する一方で、こうした削減によって得た財源を軍事分野に回しており、國民の生活や福祉を犠牲にして軍事大國を築く企ては明白だ」と指摘した。（文：張軍社?海軍軍事學(xué)術(shù)研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載）

　新たな防衛(wèi)費(fèi)は南西諸島地域の作戦力強(qiáng)化を重點としており、中國をにらむ意図が非常に明白であり、イージス艦、対潛哨戒機(jī)P1、ステルス戦闘機(jī)F35、新型輸送機(jī)MV22オスプレイ、水陸両用車AAV7の購入、沖縄県與那國島での監(jiān)視隊基地建設(shè)、鹿児島県奄美大島への南西警備部隊配備などが含まれる。一層懸念されるのは、海上保安庁の増員に必要な費(fèi)用が認(rèn)められたことだ。海上保安庁の人員総數(shù)は1948年の創(chuàng)設(shè)以來最多となり、中國海警船の釣魚島（日本名?尖閣諸島）巡航に警戒するために増やす巡視船乗組員、および外國船舶の情報を収集?分析する要員が含まれる。海上保安庁は今年、大型巡視船12隻、専門隊員約600人からなる釣魚島「警備専従部隊」を新設(shè)するほか、機(jī)動性に優(yōu)れた小型巡視船とレーダー性能の向上した新型ジェット機(jī)を採用し、24時間の監(jiān)視態(tài)勢を継続して、中國の船舶に対する「監(jiān)視體制」を強(qiáng)化する。

　昨年11月、中日両國は関係改善に向けて4つの原則的共通認(rèn)識にいたった。先日、中日両國防衛(wèi)當(dāng)局は東京で海上連絡(luò)メカニズム第4回共同作業(yè)グループ協(xié)議を行った。両國関係には2012年9月以來の緩和の兆しが生じている。こうした中、日本政府が防衛(wèi)費(fèi)を大幅に増加し、中國を念頭に置いた軍備裝備の強(qiáng)化を決定したことは、中日関係改善に対する日本側(cè)の誠意に疑念を抱かせるものだ。

　2012年9月に日本政府が釣魚島のいわゆる「國有化」を宣言。中國側(cè)は直ちに一連の措置を講じて、日本の挑発行為に斷固たる反撃を加えた。中國海警船は釣魚島海域で絶えずパトロールを行い、中國軍機(jī)は東中國海防空識別圏で常態(tài)化戦闘即応パトロールを?qū)g施し、監(jiān)視?調(diào)査などの任務(wù)を遂行してきた。國際法に沿った中國側(cè)のこうした行動は中國の主権を効果的に守る一方で、日本の軍と海上保安庁の艦艇や航空機(jī)による追跡監(jiān)視、妨害にも遭った。日本側(cè)艦艇?航空機(jī)による接近偵察、追跡監(jiān)視、さらには妨害はすでに中日の?？栅伟踩擞绊懁蚺cえる主たる根源となっている。