「新中日友好21世紀(jì)委員會(huì)」の正式會(huì)合が3日、北京で開幕した。正式會(huì)合の開催は中日関係の悪化で3年間途絶えていた。中國側(cè)の劉江永委員（清華大學(xué)現(xiàn)代國際関係研究院副院長(zhǎng)）は同日、會(huì)合について「友好的で、率直で誠意ある」雰囲気だったと記者に語った。NHKは、先月の日中首脳會(huì)談後、両國の関係改善の意向が続いていることを示すものとの見方を伝えた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

　中國側(cè)座長(zhǎng)の唐家セン氏は開幕式で基調(diào)発言を行った。時(shí)事通信社によると唐氏は開始早々、來年の抗日戦爭(zhēng)勝利70周年に言及。日本側(cè)に植民地支配と侵略を認(rèn)めた「村山談話」および従軍慰安婦に関する「河野談話」の順守を要求するとともに、（歴史）問題を適切に処理し、軍國主義と明確に一線を畫すよう警告した。朝日新聞によると、唐氏は「この2年間に中日関係がこうむった打撃による深刻な影響と結(jié)果は一夜で消えるものではない。中日関係改善には1つのプロセスが必要だ」と述べた。日本側(cè)座長(zhǎng)の西室泰三氏は「日中首脳會(huì)談は関係改善のきっかけに過ぎず、決してゴールではない」と応じた。朝日新聞は、両國間には関係修復(fù)の機(jī)運(yùn)が生じていると論じた。

　今回の會(huì)合は北京と西安で3日間にわたり開かれ、両國の専門家が政治、文化、科學(xué)技術(shù)など広範(fàn)な分野で議論し、両國政府に提言を行う。共同通信社によると、前回の正式會(huì)合は2011年10月に北京と長(zhǎng)沙で開催。その後、日本が釣魚島（日本名?尖閣諸島）を「國有化」したことを受けて、途絶えていた。劉氏は「実際には會(huì)合は3年間途絶えていたわけでは決してない。その間、日本の不當(dāng)な行動(dòng)のために會(huì)合を正常に進(jìn)めることはできなかったが、雙方は様々な狀況、様々な形で交流を維持し続けた。雙方は交流や対話を通じて理解を深め、問題解決の道を見いだし、中日関係を健全な方向に発展させることを依然望んでいる」と述べた。

　「新中日友好21世紀(jì)委員會(huì)」は2003年に両國最高指導(dǎo)者の提案により設(shè)立された。今回の會(huì)合は今期委員會(huì)最後の會(huì)合だ。劉氏は「『新中日友好21世紀(jì)委員會(huì)』はNGOではないが、純粋な民間組織でもない。両國外交當(dāng)局が直接會(huì)合をセッティングするし、會(huì)合報(bào)告も両國政府に直接提出され、國策を定めるうえでの參考となる」と説明?！竿瘑T會(huì)は『最高諮問機(jī)関』に相當(dāng)する。會(huì)合によって全ての問題を一度に解決することはできないが、政府間で直接意思疎通するには差し支えのある問題も扱い、思う存分に議論し、積極的に政府に提言、獻(xiàn)策することができる」と述べた。