國務(wù)院の李克強総理は16日午後、米國のケリー國務(wù)長官と中南海の紫光閣で會談した。人民日報が伝えた。

　李総理は、「現(xiàn)在、中米の利益の融合は緊密化しており、協(xié)力分野もますます幅広くなっている。今年9月に予定している習(xí)近平主席の米國公式訪問が、必ず成功すると信じている。中國は、平等と相互尊重に基づいて、米國との交流と意思疎通を強め、二國間関係や重要な國際?地域的問題、グローバルな課題への取り組みの面で協(xié)調(diào)関係を強め、アジア太平洋およびより広い分野において包括的協(xié)力を?qū)g現(xiàn)することを望んでいる。雙方の認識に相違がある問題については、建設(shè)的な手段で適切に処理?コントロールし、中米の相互信頼増進、地域協(xié)力促進に役立つことを多く行う必要がある」と述べたほか、「中國は今後も、経済の持続的かつ健全な発展を保ち、現(xiàn)代化に向けてまい進し、改革開放の道を堅持していく。我々の対外開放の門戸はますます大きく開かれる。中國は米國と共に二國間投資協(xié)定の交渉を加速し、特にネガティブリストに関する交渉を建設(shè)的に推し進め、ハイレベルでバランスのとれた成果をあげられるよう努力し、二國間の経済関係をより高いレベルに押し上げていきたい。両國はまた、第三者との協(xié)力を通じて互恵?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)することができる」と指摘した。

　李総理はさらに、「気候変動は中米協(xié)力における重要分野。発展途上國である中國は、気候変動への対応の面で惜しみない努力を重ねている。我々は米國と政策面の意思疎通を強め、『共通だが差異ある責(zé)任』の原則を堅持し、これまでに得られた共通認識と承諾の履行に努めていく。先進國が技術(shù)移転と経験の共有を増やし、発展途上國の気候変動への対応に向けた取り組みを支援してくれることを望む」と強調(diào)した。

　ケリー米國務(wù)長官は「米中は競爭し合う関係ではなく、共に発展を促進し合う関係である。雙方は戦略的対話、経済対話などのメカニズムを活用し、意思疎通と協(xié)調(diào)を強め、二國間投資協(xié)定の交渉を加速すべきだ。気候変動への対応に向け、より多くの協(xié)力を?qū)g施していく。米國は中國と共に、アフリカの衛(wèi)生、教育、インフラ建設(shè)などの発展をめぐり、新たな協(xié)力分野を切り開いていきたい」と指摘した。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年5月17日