実生活の中で無(wú)人ビジネスモデルが増加している。自動(dòng)販売機(jī)、無(wú)人航空機(jī)宅配に続き、町中に無(wú)人コンビニエンスストアがひっそりと姿を現(xiàn)した。北京市の全時(shí)便利店と浙江省杭州市の華潤(rùn)萬(wàn)家VanGo便利店は、今月6日から1店舗で試験的に無(wú)人営業(yè)を?qū)g施した（便利店とはコンビニの意味）。レジには店員が一人もおらず、客は自分で會(huì)計(jì)し、現(xiàn)金か「支付寶」（アリペイ）で代金を支払った?，F(xiàn)金の場(chǎng)合、釣り銭は出ないことになっている?！副本┥虉?bào)」が伝えた。

全時(shí)の無(wú)人コンビニは東二環(huán)路のオフィスビルの1階にあり、全時(shí)の発表によると、當(dāng)日の來(lái)店客數(shù)はまずまずだったが、店に來(lái)て初めてセルフ會(huì)計(jì)のことを知った人が多く、會(huì)計(jì)は店側(cè)が提供した支付寶サービスを利用し、バーコードを読みとらせて支払いをした人がほとんどだった。支付寶を利用せず、小銭もないため、買うのをやめた人もいた。

統(tǒng)計(jì)によると、1日間の無(wú)人営業(yè)で、華潤(rùn)の売り上げは1萬(wàn)6700元（1元は約20.2円）に上ったが、客が支払った金額は1萬(wàn)3700元で、受け取るべき金額と実際に支払われた金額には3千元の差があり、支払い率は82％だった。支払い金額のうち支付寶によるものが56％、現(xiàn)金が44％だった。全時(shí)のデータは、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では統(tǒng)計(jì)作業(yè)が終わっていないため公表されていない。

無(wú)人スーパーや無(wú)人レジのモデルは海外ではたくさんの実例がある?？亭瑹o(wú)人レジでセルフ會(huì)計(jì)を行うようになり、スーパーは人件費(fèi)の削減と運(yùn)営効率の向上を?qū)g現(xiàn)した。24時(shí)間営業(yè)のコンビニの場(chǎng)合、無(wú)人モデルにより4～5人分の人件費(fèi)を削減することができ、一カ月で約2萬(wàn)元のコストダウンになる。バーコードを読み取らせて支払いをすれば、これまでの會(huì)計(jì)のように一律にレジに並ぶ必要がなくなる。こうした分散化した買い物?決済モデルが、無(wú)人コンビニの本質(zhì)だといえる。だが今回の試験営業(yè)では、店內(nèi)で2次元バーコードの利用を呼びかけたものの効果は今ひとつで、客の多くが無(wú)意識(shí)にレジに並ぶ様子がみられた。また一度にたくさん買い物する客は自分で総額を計(jì)算しなければ會(huì)計(jì)ができない、店內(nèi)の通信電波の問(wèn)題により會(huì)計(jì)ができない、などの問(wèn)題も出現(xiàn)した。

だが無(wú)人ビジネスの流れは消費(fèi)者の習(xí)慣の中に入り込みつつある。自動(dòng)販売機(jī)は日本では設(shè)置數(shù)が500萬(wàn)臺(tái)を超え、中國(guó)市場(chǎng)では2013年に北京友寶科斯科貿(mào)有限公司が約1萬(wàn)臺(tái)を設(shè)置した。これは中國(guó)にある自販機(jī)総數(shù)の3分の1に相當(dāng)する。最新のデータによると、同社の設(shè)置數(shù)は今年4月に3萬(wàn)臺(tái)を突破したが、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で中國(guó)の自販機(jī)は10萬(wàn)臺(tái)未満だという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月8日